働き方改革もマネジメントも上司の思いは届かず。仕事量、上司「増えた」・部下「しわ寄せない」ですれ違い~『JMAM管理者実態調査2018』:日本能率協会マネジメントセンター
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(代表取締役社長:張士洛、東京都中央区、以下JMAM[ジェイマム])は、部長・課長の職位につく管理者444人、部下566人を対象に、職場における管理者のマネジメントの実態に関するアンケート調査を実施しました。このたび、結果内容を一部抜粋してお知らせします。
人生100年時代の到来に加え、定年延長や副業制度、育児・介護などによる時間短縮勤務など、働き方の選択肢が広がっています。また労働人口の減少によって、年代や性別などの属性やライフステージが異なる人材が働きやすい環境づくりを目指すにあたり、職場は以前と比べて文化・価値観が多様化するようになりました。このような現状において、業務を遂行しながら部下を育成し、組織を成長へと導く管理者の役割はますます重要になっています。そこで今回は、管理者が職場をマネジメントするうえでのポイントを明らかにするために、本調査を実施しました。
■調査結果(一部抜粋)
マネジメント姿勢・行動「行っている」「受けている」にギャップ
管理者が行っている/部下が管理者から受けているマネジメントについて、両者の間には認識のギャップが存在。管理者の方が各項目を行っているという割合が総じて高い結果となった。また、ギャップが大きい項目は、1位が「メンバーから学ぼうとする姿勢をもっている(34.1%)」、2位が「メンバーが仕事上で悩んでいるときに『視点を変える』『視野を広げる』ことにつながるアドバイスをしている(33.3%)」、3位が「業務プロセスの中で発生する問題を予測して、事前に手を打っている(30.7%)」となった 。
働き方改革で管理者の負担増加、そう思わない部下たち
働き方改革への取り組みについて、部下の残業削減のために自分の仕事量が増えていると答えた管理者は61.3%。一方、しわ寄せが上司にいっていると感じる部下は30%強に留まった。
■調査概要
調査方法: インターネット調査
調査地域: 全国
有効回答: 部長・課長の職位につく社員(管理者)444名、役職につかない社員(部下)566名
調査期間: 2018年9月
<本件に関するお問合せ先>
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TEL : 03-6362-4361(直通) / E-mail : PR@jmam.co.jp
株式会社日本能率協会マネジメントセンター カスタマーリレーション部(担当:丸山)
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(株式会社日本能率協会マネジメントセンター http://www.jmam.co.jp/ /1月31日発表・同社プレスリリースより転載)