応募検討時に気になる「仕事内容」に関する情報、1位は「1日の業務の流れ」で68.9%。応募時に知りたい「給与」関連の情報の1位は「休日出勤・深夜勤務・残業のときの時給」で60.8%~『アルバイト・パート3,000人 仕事探しに関する調査』:ディップ総合研究所
総合求人情報サイトを運営するディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨田英揮、以下ディップ)のディップ総合研究所は、アルバイト・パート計3,036名に対して、「仕事探しに関するインターネット調査」を実施いたしました。
昨今、求人企業にとって採用環境がますます厳しくなるなか、この度ディップ総合研究所は、採用企業と求職者との間に発生しているギャップを様々な観点から明らかにしました。求職者が仕事探しで重要視する3大要素を公開いたします。
今後もディップは、採用企業と求職者のミスマッチが解消され双方にとってより良いマッチングの創出に寄与できることを目指しております。
※調査期間:2018年9月28日~2018年10月2日
【調査結果 概要】
応募を検討するための大切な3大要素を調査
■募集条件について
■待遇・制度・条件について
■環境・雰囲気について
【調査結果 詳細】
■応募を検討するための大切な要素
求職者が重視している項目は、「勤務地」「仕事内容」「給与」「職種」「勤務シフト」など、企業にとって容易に変更しづらい項目が上位を占める結果となりました。
■募集条件について
- 応募検討時に気になる「仕事内容」に関する情報、1位は「1日の業務の流れ」68.9%、2位「本当に自分でもできる仕事かがわかる具体的な仕事内容」68.3%
- 応募をするときに知りたい「給与」関連の情報、1位は「休日出勤・深夜勤務・残業のときの時給」60.8%
- 求職者が希望する「勤務シフト」、学生・主婦・主夫の70%以上が「1日5時間以下」勤務を希望。シニアの50%以上が「1日6時間以上働きたい」と回答
- 「職種」の許容と希望、許容できる職種1位は「軽作業・物流」、学生の1位は「販売」「フード・飲食」、エルダー・シニアには「軽作業・物流」52~55%、「事務・オフィスワーク」36~45%が人気
「仕事内容」「給与」「職種」「勤務シフト」などの募集条件について、Q1の結果や上記の求職者のニーズから、現状の求人原稿と相違があることがわかりました。
また、これらの疑問や不安の払しょくにより応募意欲が高まると回答した人は8割前後に達しており、求人企業にとってこれまで以上に募集原稿内容に力を入れることが、集客成功の鍵となりそうです。
■待遇・制度・条件について
- 交通費支給により、「応募意向が高まる」87.8%、支給希望タイミングは「当月中以内に希望」54.2%と半数以上
- シフト自己申告制希望者のうち、「2週間に1度以上の頻度を希望」68.8%
- 52%が「面接時の“履歴書不要“は応募意向が高まる」と回答
希望する「待遇・制度・勤務条件」の圧倒的1位は「交通費支給」57.4%となり、次いで2位は「シフト自己申告可能」41.3%、3位は「急な休みの申請可能」38.5%と続き、シフト関連の項目が上位を占めました。
■環境・雰囲気について
- 知りたい「職場の環境・雰囲気」1位は、「職場の年齢層」79.0%、「同僚の雰囲気」や「職場の人数・男女比」も50%超
- アルバイト・パート求人の職場を「下調べしたことがある」78.1%、「直接下見に行く」40%
下調べ方法は「口コミサイトなどインターネットで探す」66.7%が最多
多くの求職者が職場の環境や雰囲気の詳細情報を求めている結果となりました。特に求められている内容は、「一緒に働く人の情報」でした。写真や動画などを使った、よりイメージをしやすい情報の希望度も高くなりました。
調査の詳細は下記URLにて公開しています。
「これまでの求人募集が変わる! 求職者が応募したくなる採用のヒント~アルバイト・パート3,000人アンケート~」
【調査概要】
調査・分析:ディップ総合研究所 ディップレポート編集室 川上由加里
調査名:ディップ総合研究所「仕事探しに関する重要項目調査」
調査手法:インターネット調査(株式会社インテージのモニター利用)
調査対象:全国 16~69歳 男女 現在、長期(6カ月以上)前提での仕事を探している、
または直近1年以内に長期(6カ月以上)前提での仕事を探していた人
調査実施時期:2018年9月28日(金)~2018年10月2日(火)
有効回収数:3,036サンプル
主な調査項目:仕事探しの重要項目、重要項目別の希望、応募意向への影響度
<この報道資料のお問い合わせ先>
ディップ株式会社 広報担当 川上・柳澤
TEL: 03-6628-4075/e-mail: dipsouken-info@dip-net.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ディップ株式会社 https://www.dip-net.co.jp/ /1月18日発表・同社プレスリリースより転載)