74.6%が転職の際にキャリアアドバイザーを利用せず、「キャリアアドバイザーを利用することは敷居が高い」と思っているのは49.7%~「転職」「キャリアアドバイザーの利用」についての調査:パーソルキャリア
総合人材サービス、パーソルグループのパーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾 太郎)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」は、20代~60代の会社員1,200名を対象に「転職」「キャリアアドバイザーの利用」についての調査を行いましたので、結果をお知らせいたします。
「平成27年国勢調査」の結果によると、単身世帯は、1841.8万世帯(34.6%)にも上り、3世帯に1世帯が“おひとりさま”であることがわかります。そんな社会的背景を踏まえてか、「肉を一枚から注文できる焼き肉屋」「1人用キャンピングカー」「おひとりさま専用雑誌」など、“おひとりさま”向けのサービスや商品が続々と登場しています。1人で決めて自由に行動する人が増えていることがうかがえ、今回の調査でも、転職活動を1人で行う「”おひとりさま“転職」を74.6%もの人が経験していることが判明しました。
一方で、「終身雇用」という働き方が少なくなり、「人生100年時代」が到来しているなど、従来通りの働き方が難しくなる可能性があります。個人にとって「はたらく」についての不安や悩みが多様化・複雑化し、自分だけでは答えが出しにくい状況と言えます。こうした「はたらく」に迷う時代だからこそ、相談相手が必要になってきており、転職サポートのプロであるキャリアアドバイザーを利用し、悩みを解決する人も増加しています。現に、キャリアアドバイザーを利用して転職活動をした約7割(67.6%)の人は、転職活動がうまくいったと感じていることが今回の調査で明らかになり、「”二人三脚“転職」が転職成功のポイントであるとうかがえます。それでも「”おひとりさま“転職」が多い理由は、キャリアアドバイザーの敷居が高いと思っている人が多いことが同調査の結果から予想されます。
■主な調査結果
1.「”おひとりさま“転職」を経験した人は7割以上!転職活動を1人で行う人が圧倒的に多い結果に。
・全世代(20代~60代)の74.6%が、転職の際にキャリアアドバイザーを利用せず、個人で転職活動をしていたことが判明。
・さらに「キャリアアドバイザーを利用することは敷居が高い」と約2人に1人(49.7%)が思っている。
2.一方でキャリアアドバイザーを利用することが転職の成功の鍵だった?
・キャリアアドバイザーを利用したことで、転職がうまくいったと思うと回答した人は67.6%。
・キャリアアドバイザーを利用したことで、転職がうまくいったと思うと回答した理由として20代で最も多かった回答は、「相談できたことで転職への不安が軽減されたため」。
※キャリアアドバイザーとは、「転職希望者に合った求人を紹介し、応募書類や面接のアドバイスや日程調整など転職活動をサポートする人材」です。
■転職活動を1人で行う人が大多数であることが発覚!
転職サポートのプロであるキャリアアドバイザーのハードルが高いと感じていることが原因か?!
全世代(20代~60代)の会社員の74.6%が転職の際にキャリアアドバイザーを利用せず、1人で転職活動をする「おひとりさま転職」を経験していることがわかりました。
さらに、キャリアアドバイザーを利用するまで敷居が高いと思っていた人は2人に1人(49.7%)。特に敷居が高いと感じているのは20代で、66.6%と顕著でした。一方で、キャリアアドバイザーを最も利用しているのは、20代(41.5%)という結果も明らかとなり、20代のキャリアアドバイザーの捉え方が二極化していることも見受けられます。
■キャリアアドバイザーで転職がうまくいったと感じている人は約7割にも上ることが判明!
特に20代が転職を成功させる秘訣は、キャリアアドバイザーに相談することだった!
キャリアアドバイザーを利用したことで、転職がうまくいったと思うと回答した人は約7割(67.6%)という結果でした。特に20代がそう感じており、8割(80.0%)がキャリアアドバイザーを利用して良かったと回答していることが分かりました。キャリアアドバイザーを利用することが転職成功するためのポイントとなり、大きな後押しになっているとうかがえます。
キャリアアドバイザーを利用したことで、転職がうまくいったと思うと回答した理由として、全世代で最も多かったのは「自分の希望・要望を反映した求人紹介をしてくれたため」でしたが、20代で最も多かった回答は「相談できたことで転職への不安が軽減されたため」でした。
この結果から、転職に成功した20代の多くは、転職に対する漠然とした不安を相談する相手としてキャリアアドバイザーを利用していることがうかがえます。
<調査概要>
・調査期間:2018年8月
・対象:全国に住む会社員の20代~60代男女(派遣、契約社員も含む)計1,200名
・集計方法:分析においてはウエイトバック集計を行い、総務省「労働力調査」2017年全国を性年代別、雇用形態別割合にあわせて補正したうえで分析することで、妥当性を担保しています。
・調査方法:インターネットによるアンケート回答方式
<本件に関するお問い合わせ>
パーソルキャリア株式会社 広報部
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◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(パーソルキャリア株式会社 https://www.persol-career.co.jp//12月4日発表・同社プレスリリースより転載)