景気DIが2ヵ月連続で悪化、国内景気は弱含み。原油高と人手不足でコスト負担が増大~『TDB景気動向調査 2018年10月調査結果』:帝国データバンク
2018年11月5日、帝国データバンクでは「TDB景気動向調査」のプレスリリースを行いました。
<調査結果のポイント>
- .2018年10月の景気DIは前月比0.4ポイント減の49.0となり2カ月連続で悪化した。国内景気は、原油高による燃料価格上昇や人手不足の深刻化などがさらなるコスト負担の増加を招き、弱含んだ。今後は、設備投資の堅調な推移や消費税率引き上げの駆け込み需要が期待される一方、原油高や海外リスクが景気を下押しする可能性が懸念され、不透明感が強まっている。
- 10業界中、横ばいの『サービス』を除く9業界が悪化した。燃料価格や人件費、食材価格などの上昇からコスト負担が増したほか、中国向け輸出で減速感がみられたことも響いた。
- 『北関東』『南関東』『九州』など10地域中7地域が悪化、『中国』など3地域が改善した。雇用過不足DI(正社員)が7地域で過去最高となるなど人手不足の深刻化が広がりをみせているほか、軽油など燃料価格が4年ぶりの水準に高騰したことも悪材料となった。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社帝国データバンク https://www.tdb.co.jp/index.html /11月5日発表・同社プレスリリースより転載)