ミドルが転職で希望する年収上がり幅は「年収51万円~100万円」。実際に決まることが多いのは「横ばい~50万円」:エン・ジャパン
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』( https://mid-tenshoku.com/ )上で、サイトを利用している転職コンサルタントを対象に「年収交渉」についてアンケートを行ない、132名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
<調査結果 概要>
★ 企業への年収交渉により転職者の希望が実現する割合、約6割の転職コンサルタントが「50%未満」と回答。
★ ミドルが転職で希望する年収上がり幅は「年収51万~100万円程度」。実際に決まることが多いのは「横ばい~50万程度」。
★ 年収をアップさせるために必要なのは、「スキルの棚卸し」「キャリアプランの明確化」「転職コンサルタントへの相談」。
調査結果 詳細
1:企業への年収交渉により転職者の希望年収が実現する割合、約6割の転職コンサルタントが「50%未満」と回答。
転職支援のプロである転職コンサルタントに、企業への年収交渉により、転職者の希望年収が実現する割合を伺ったところ、約6割が「50%未満」と回答しました。
2:ミドルが転職で希望する年収上がり幅は「年収51万~100万円程度」。実際に決まることが多いのは「横ばい~50万程度」。
転職コンサルタントに、ミドルが転職で希望する年収の変化と、実際に転職で決まることが多い年収の変化について伺いました。ミドルの希望で多いのは「51万~100万円程度のアップ」(41%)。一方、実際の転職で決まることが多いのは「~50万円程度のアップ」(27%)、「横ばい」(27%)となっています。転職による年収の変化額は、ミドルが希望するものより低いことがわかります。
3:年収をアップさせるために必要なのは、 「スキルの棚卸し」「キャリアプランの明確化」「転職コンサルタントへの相談」。
転職コンサルタントに年収をアップさせるために必要なことを伺いました。特に多かったのは「スキルの棚卸し」「キャリアプランの明確化」 「転職コンサルタントへの相談」という点。『市場と比較してスキルが高いかを判断することが必要』、『5年後、10年後のキャリアと今回の転職がどうつながるのか語れること』、 『エージェントへの相談によって、自身の強みを言語化することが大事』などが寄せられました。一方、『年収アップは入社後の期待を高めることなのでリスクもある』といったコメントも見られました。この他のコメントもご紹介します。
年収アップのために必要なこと“について転職コンサルタントのアドバイス
◯キャリアと資格などの棚卸をし、キャリアプランを明確にしておくべき。
◯あくまで比較するのは市場。それを意識して常に市場価値を高めることが大事。
◯今の仕事でもらっている年収以上の成果を挙げ、それを定量的にわかるようにすること。
◯年収を上げたい場合は、具体的にいくら上げたいか・上げるための自身の強みなどが裏打ちできる内容をエージェントにしっかりPRしてほしい。
◯求人に応じて希望年収の提示は転職コンサルタントと相談したほうが良い。但し、業界・職種に必要な資格、経験を保有し、それを書類にうまく落とし込んでいないとそもそも書類不合格になる可能性が高まる。ご自身の転職市場価値については転職コンサルタントに相談をした方が良い。
◯自分自身の強みはおおまかにではなく、ピンポイントで把握すること。実績からくる自信は、求める企業にとっては頼もしく、年齢制限よりも求められる傾向があります。何ができるのか、何が求められるのかを自問して転職に臨むこと。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:「ミドルの転職」( https://mid-tenshoku.com/ )を利用する転職コンサルタント
■有効回答数:132名
■調査期間:2018年7月3日 ~ 7月12日
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(エン・ジャパン株式会社 https://corp.en-japan.com/ /7月26日発表・同社プレスリリースより転載)