グローバル人材の56%「直近の転職で年収増えた」日系勤務者の47%「給与に不満」。外資系との差は14ポイント:ロバート・ウォルターズ・ジャパン
グローバル人材の転職を支援する人材紹介会社のロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:デイビッド・スワン)は7月24日、日本語・英語の2言語と専門分野でのスキル・経験を用いて国内で働くグローバル人材を対象に給与事情を調査したアンケート結果を発表しました。
■グローバル人材の56%「直近の転職で年収増えた」
外資系企業、日系グローバル企業の第一線で活躍する1,958 人の会社員のうち、56%が直近の転職(※1)で給与が増えたと答えました。前職時に比べて20-29%高い年収を提示されて転職したグローバル人材(回答者全体の11%)は2017年5月実施の前回調査より2ポイント増えました。転職で10-19%年収が増えたと答えた人(16%)は2ポイント、1-9%増えた人(14%)は3ポイントそれぞれ増え、全体的に転職時に給与増した人の割合が昨年調査に比べて大きくなっています。(※1:現在の勤務先に入社した際)
■日系転職時、半数以上が給与増の提示受けず
外資系企業に勤める987人のうち今の勤務先に転職した際、前職に比べて給与が「変わらなかった」(19%)または「下がった」(14%)と答えた回答者の割合は小さく、30%以上前職よりも高い給与を提示されて外資系に転職した回答者も2割近くいることがわかりました。これに対し、日系企業の勤務者(942人)では前職に比べて給与が「変わらなかった」(31%)、「下がった」(24%)を合わせて半数以上が年収増を提示されずに転職していました。
■日系勤務者の47%「給与に不満」。外資系との差は14ポイント
今回のアンケート調査で聞いた「現在の職場で改善してほしい点」は、1位「給与」(40%)、2位「社風」(23%)、3位「評価システム」(20%)でした。日系企業の勤務者に絞って結果を見ると「給与」への不満を持つ回答者は47%と、外資系勤務者の33%を14ポイント上回ります。
(実施期間:2018年5月11日~2018年5月27日、対象:当社御登録者様 n=1,958人)
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ロバート・ウォルターズ・ジャパン株式会社 https://www.robertwalters.co.jp/ /7月24日発表・同社プレスリリースより転載)