転職決定者に聞いた「転職活動時に注⼒したこと・後悔したこと」~「リクルートエージェント」 転職決定者アンケート集計結果:リクルートキャリア
株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林大三)は、転職エージェントサービス『リクルートエージェント』の登録者の方で、転職決定された方を対象にアンケートを行い、1,201名から回答を得ました。アンケート項目の一部である、転職活動を振り返って「力をいれたこと」「力を入れておけばよかったこと」について分析しましたので、ご報告いたします。
<調査結果概要>
【注力】 7割以上が、自分の「持ち味や強み」を明らかにすることに力を入れたと回答
【後悔】 4割以上が、「応募企業との条件交渉」「異業種を含めた企業の情報収集」にもっと力を入れるべきだったと回答
1.仕事や職場選択の軸となる「持ち味や強み」の明確化に注力
自分の「持ち味や強み」を明らかにすること(75.4%)、自分が「やりたいこと」を明らかにすること(66.2%)が、他の項目と比較しても高いという回答結果となりました。転職決定者は、企業の情報収集よりも、自分の「持ち味や強み」の分析に、力を入れているということが読み取れます。
「自分の持ち味は何か?」「自分のやりたいことは何か?」の両方が明確になっていることは、面接における対話だけでなく、幅広い仕事や職場選択の際にも重要です。しかし、次の回答からは、その強み分析を活かしきれていない実態が明らかになりました。
2.企業と対等な関係での会話や、経験業種にとらわれない情報収集が転職のカギ
「待遇や勤務時間等、応募企業との条件交渉(44.5%)」「異業種も含めて、企業の情報を収集すること(43.3%)」が、他の項目と比べて高いという回答結果となりました。
転職者は、自分の持ち味や強みの分析には力を入れている一方で、それを「企業との対話・交渉の場面や仕事・職場選択の際に活かしきれていない」という実態が見てとれます。
転職者の働き方が多様化する中(育児、介護、学び直し、副業等)、そうした多様な働き方に柔軟に向き合う企業や、これまでの慣習にとらわれず異業種からも人材の受け入れをするといった企業も増えています。転職者にとっては、企業と対等な関係で会話をしたり、経験業種に関わらず、新たな選択肢についても目を向けることが、自分に合った職場に出会えるカギであると考えられます。
本件の詳細はこちらをご覧ください。
【調査概要】
・実施期間:2018年3月27日(火)〜3月31日(土)
・調査対象:株式会社リクルートキャリアの転職エージェントサービス『リクルートエージェント』の登録者で、何らかの手段で2017年8月〜2018年1月の期間に転職をして、正社員または契約社員として働いている方
・回答数:1,201名
・調査方式:webを使用したアンケート
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社リクルートキャリア https://www.recruitcareer.co.jp/ /6月7日発表・同社プレスリリースより転載)