『2018年夏のボーナス見通し』企業業績が拡大する中、3年連続の増加が見込まれる~支給労働者数は前年比3.2%増の4,172万人:三菱UFJリサーチ&コンサルティング
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:村林 聡)は、「2018年夏のボーナス見通し~企業業績が拡大する中、3年連続の増加が見込まれる~」を発表いたします。
●2018年夏の民間企業(調査産業計・事業所規模5人以上)のボーナスは、前年比+1.2%と3年連続で増加すると予測する。内外景気の回復を背景に企業業績の拡大が続いていることに加え、人手不足感が一段と強まっていることが押し上げ要因となる。
●雇用者数の増加が続いており、ボーナスが支給される事業所で働く労働者の数も増加が見込まれる。夏のボーナスの支給労働者数は4,172万人(前年比+3.2%)に増加し、支給労働者割合も82.2%(前年差+0.5%ポイント)に上昇しよう。また、ボーナスの支給総額は15.5兆円(前年比+4.5%)に増加する見通しである。支給総額が増加することは個人消費にとって追い風となるだろう。
●2018年夏の国家公務員(管理職および非常勤を除く一般行政職)のボーナス(期末・勤勉手当)の平均支給額は65万5,735円(前年比+2.1%)に増加すると予測する。人事院勧告による基本給の増加や、ボーナス支給月数の増加などが引き続き支給額を押し上げる要因となる。
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(三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社 http://www.murc.jp/ /4月9発表・同社プレスリリースより転載)