5人に1人以上が「子供が内定を貰った企業でも、企業によっては子供に内定辞退を促す」。2018年「オヤカク」最新動向を公開~『就職活動における「企業」と「親」に関する調査』:ネオキャリア
株式会社ネオキャリア(本社:東京都新宿区、代表取締役:西澤亮一、以下、ネオキャリア)は、“就職活動における「企業」と「親」に関する調査”を実施しました。この度、結果を取りまとめましたので、概要を報告します。
<調査トピックス>
●企業の人事担当者における「オヤカク」のワード認知度は、60.3%。詳細内容の認知度は29%。親に対して何らかの施策を行っている担当者は、30.9%であった。
●内定後に行われる「オヤカク」で、親が受けた対応のトップスリーは、「企業情報資料を受け取った」(10.8 %)、「親向けの内定同意書を受け取った」(6.1 %)、「親向けの内定理由通知書を受け取った」(2.1%)。
一方、内定後に行われる「オヤカク」で企業が実施するトップスリーは、 「企業情報資料を親へ配布・送付した」(18.4%)、「企業からの電話による挨拶を実施した」(8.1%)、「親向けの内定同意書を配布・送付した」(6.8%)という結果に。
●「オヤカク」施策が必要と考える割合は、企業58.4%に対して、親は32.2%。
「親が希望する施策」と「企業で必要だと考える施策」とでギャップが存在する。ギャップが大きいものの順に、「企業情報資料を親へ送付」(18.7ポイント)、「企業からの電話による挨拶」(11.1ポイント)、「企業情報DVDを親へ送付」(10.1ポイント)。「親が希望する・企業が必要だと考える」全ての項目において、企業側の数字が大きい結果に。
●子の就職活動にあたり、資金的な援助を行ったことのある親は33.3%。親が与える支援金は平均で121,800円。
エリア別の平均額は、首都圏は104,347円、東海は115,569円、関西は146,181円という結果に。最も高額なのは関西で、平均と比較し24,381円高額であった。
●「子供が内定を貰った企業でも、企業によっては子供に内定辞退を促す」に「あてはまる」「ややあてはまる」と回答した親は22.0%。5人に1人以上が辞退を促すという結果に。
※本調査においては、「オヤカク」を以下と定義した。
オヤカクとは、「親に確認」の略称で、「内定者(または選考中の学生)の内定承諾を親が賛成しているか」を企業が内定者(または選考中の学生)に確認すること。
<調査詳細>
1 【企業】「オヤカク」の認知状況
2 【企業/親】「オヤカク」の実施状況
3 【企業/親】親が希望する「オヤカク」施策/企業が必要だと考える「オヤカク」施策
4 【親】子の就職活動に対する支援(資金)
4 【親】子の就職活動に対する支援(アドバイス)
5 【親】就職活動のトレンドについての意識
5 【企業】就職活動のトレンドについての意識
6 【企業】「オヤカク」実施にかかる予算
※詳細データは、こちら(PDF)よりご確認ください。
<調査概要>
■調査目的
「オヤカク」について、親の意識・意向や行動、また企業の意識・意向や行動の最新状況を把握する
■調査対象
・親:2018年3月に大学/大学院を卒業する子弟をもつ、首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)、関西(京都府、大阪府、兵庫県、奈良県)、東海(愛知県、岐阜県、三重県)在住の69歳までの男女
・企業:主として採用業務に携わる、全国の20~69歳の男女
■調査方法
マクロミル社の調査モニターを用いたインターネットによるアンケート調査
■集計対象期間
スクリーニング調査 :2018年1月30日~2月1日
本調査 :2018年2月2日~2月5日
■集計数
スクリーニング調査:49,000サンプル(親) 81,000サンプル(企業)
本調査有効回答数:618サンプル(親) 310サンプル(企業)
■調査委託先
株式会社マクロミル
※本調査の情報を使用される際は、下記問い合わせ先までご一報をお願い致します。
<お問い合わせ先>
株式会社ネオキャリア 社長室 広報担当
TEL:03-6756-0420 E-mail:koho@neo-career.co.jp
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社ネオキャリア http://www.neo-career.co.jp/ /2月27日発表・同社プレスリリースより転載)