過去最高男性の79.5%「子供が生まれたときには育休を取得したい」。「残業少ない職場が良い」は82.5%~『2017年度 新入社員 秋の意識調査』:日本生産性本部
公益財団法人日本生産性本部は2017年度の入社半年後の新入社員を対象としたアンケートを実施した。本調査は1991年より継続的に行っており、今回が27回目。調査結果の概要は以下のとおり。
<主なポイント>
1.【過去最高】男性の79.5%子供が生まれたときには育休を取得したい
「子供が生まれたときには育児休暇を取得したい」との問いには、男性の79.5%が「そう思う」と回答。質問をはじめた2011年から、春秋通じて過去最高となった。女性は2011年から95.0%以上でほぼ変わらず、今回は98.2%が「そう思う」と回答。
2.【2017年新設質問】91.6%外国人上司でも問題なし
「あなたの上司が外国人になりました。あなたの正直な気持ちは…」との問いには、46.6%が「上司が外国人であろうが日本人であろうが関係ない」、45.0%が「日本語でよいなら上司は外国人でも構わない」と回答。これらの回答を合計すると、外国人上司も問題なしとする割合は91.6%になった。
3.残業少ない職場が良い82.5%
「残業が多く、仕事を通じて自分のキャリア、専門能力の向上に期待できる職場」と「残業が少なく、平日でも自分の時間を持て趣味などに時間が使える職場」と、どちらを好むかとの問いには、82.5%が「残業が少ない職場を好む」と回答。最高値だった2016年秋(86.3%)は下回ったものの、引き続き高水準を維持している。
4.自分には仕事を通じてかなえたい「夢」がある40.4%
「自分には仕事を通じてかなえたい「夢」があるか」との問いには、40.4%が「そう思う」と回答。この割合は、昨年過去最低を記録したが(37.8%)、今年は上昇した。春の調査でも2015年から少しずつ上昇してきている。
5.条件のよい会社があればさっさと移るほうが得である44.0%
「条件の良い会社があればさっさと移るほうが得だ」と思うかとの問いには、44.0%が「そう思う」と回答。昨年は過去最高を記録したが(54.6%)、今年は低下している。
◆調査方法
(1)調査名:2017若者意識アンケート(秋)
(2)調査対象:2017年春・秋に実施した日本生産性本部主催の新入社員教育プログラム等の参加者
(3)調査期間:2017年10月~12月
(4)有効回答数:190通(男性133通女性57通)
【本件に関するお問い合わせ先】
公益財団法人 日本生産性本部 グローバルマネジメントセンター 経営開発ユニット
担当:楠(くすのき)
〒102-8643東京都千代田区平河町2-13-12
TEL:03-3511-4030/FAX:03-3511-4056 E-Mail: K.Kusunoki@jpc-net.jp
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(公益財団法人日本生産性本部 http://www.jpc-net.jp/ /2月16日発表・同法人プレスリリースより転載)