AIに代替される可能性が高いのは「経理・財務・会計系」、低いのは「経営者」~『ミドルの転職』コンサルタントアンケート集計結果:エン・ジャパン
人材採用・入社後活躍のエン・ジャパン株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:鈴木孝二)が運営するミドル世代のための転職サイト『ミドルの転職』上で、サイトを利用している転職コンサルタントを対象に「AIに代替される仕事/されない仕事」についてアンケートを行ない、181名から回答を得ました。以下、概要をご報告します。
【調査結果 概要】
●81%の転職コンサルタントが「10~20年以内にAIに代替される業務がある」と回答。昨年より5ポイント増加。
●AIに代替される可能性が高い職種は「経理・財務・会計系」「事務」「コールセンター」。業種では、金融機関での人材削減を理由に「金融」がランクアップ。
●AIに代替される可能性が低い職種は「経営者」。相手の意図を汲み取り、臨機応変に対応する業務は今後も残ると予想。
【調査結果 詳細】
1:81%の転職コンサルタントが「10~20年以内にAIに代替される業務がある」と回答。昨年より5ポイント増加
転職支援のプロである転職コンサルタントに「現在、ミドル世代が担当している業務の中に、10~20年以内にAIに代替されて、無くなってしまう業務はあると思いますか?」と伺ったところ、81%の方が「あると思う」と回答。昨年の同調査と比べ、5ポイント増加しました。
2:AIに代替される可能性が高い職種は「経理・財務・会計系」 「事務」「コールセンター」。業種では、金融機関での人材削減を理由に「金融」がランクアップ
現在、ミドル世代が就業している職種の中で、AIに代替されて無くなると予想する職種を伺ったところ、多かった回答トップ3は「経理・財務・会計系」(42%)、「一般事務・秘書・アシスタント系」(41%)、「コールセンター」(37%)でした。いずれの職種でも「決まったことをする定型業務が多いため」という理由が多く見受けられました。
同じくAI化が進み、業務代替されて無くなると予想する業種を伺ったところ、多かった回答トップ3は「 IT・インターネット」(41%)、「コールセンター」(41%)、「金融」(34%)でした。特に「金融」業界は、昨年の同調査では8位でしたが、今年は3位とランクアップ。実際にAIが積極導入されていること、一部の金融機関での人材削減が理由に挙げられました。
3:AIに代替される可能性が低い職種は「経営者」。相手の意図を汲み取り、臨機応変に対応する業務は今後も残ると予想
現在、ミドル世代が就業している職種の中で、AIに代替されないであろう職種を伺ったところ、もっとも多かった回答トップ3は「経営者・COO・経営幹部」(77%)、「経営企画・事業企画系」(46%)、「営業系」(38%)でした。AIに代替されず、無くならないと考えられる業務について伺うと、多かった回答トプ3は「相手の意図を汲み取り、臨機応変に対応する必要がある業務」(80%)、「他者とコミュニケーションを取りながら進める業務」(63%)、「マネジメント業務」(47%)でした。代替されないであろう職種に関連する項目が上位を占めました。
【調査概要】
■調査方法:インターネットによるアンケート
■調査対象:『ミドルの転職』を利用する転職コンサルタント
■有効回答数:181名
■調査期間: 2017年11月22日 ~ 11月28日
<問い合わせ先>
エン・ジャパン株式会社
広報担当:森本、松田
TEL:03-3342-6590 FAX:03-3342-4507
E-mail:en-press@en-japan.com
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(エン・ジャパン株式会社 http://corp.en-japan.com/ / 12月20日発表・同社プレスリリースより転載)