学生からの質問にチャット形式で自動応答。LINE、Pepperにも対応~IBM Watsonを活用し、採用活動支援に特化したAIチャットボットソリューション「TalkQA for Recruit」を販売開始:ソフトバンク
ソフトバンク株式会社は、IBM Watson日本語版(以下「IBM Watson」)を活用して企業の業務を支援する、AIチャットボットソリューション「EXA AI SmartQA(エクサエーアイ・スマートキューエー)」と採用活動支援に特化したAIチャットボットソリューション「TalkQA for Recruit(トークキューエー・フォー・リクルート)」を、2017年7月4日から販売開始します。
ソフトバンクは、IBM Watsonを活用して企業の業務効率化を支援するパッケージ型のソリューションを、現在9商品販売しています。パッケージ型のソリューションは、自社開発に比べて低価格かつ迅速に導入できるメリットがあります。各ソリューションは、IBM Watsonのエコシステムパートナーがそれぞれの強みを生かして開発しており、顧客からの問い合わせ対応や接客・受付支援など、さまざまな業務に対応するラインアップが揃っています。
今回新たに販売するのは、エコシステムパートナーである株式会社エクサが開発した「EXA AI SmartQA」と、株式会社エクスウェアが開発した「TalkQA for Recruit」の2商品です。詳細は以下をご覧ください。
1. AIチャットボットソリューション「EXA AI SmartQA」
「EXA AI SmartQA」は、LINEやLINE WORKSで顧客からの問い合わせ対応を行うチャットボットソリューションです。サービスの問い合わせ窓口はもちろん、社内の従業員向け問い合わせ窓口などさまざまなQAサービスを自動化できます。IBM WatsonのAPIであるR&R(Retrieve and Rank、検索とランク付け)を活用することで、最適な回答を提示します。また管理画面から、学習データの登録や更新、未回答項目のフォロー、データ分析などが簡単にできるため、AIの導入・運用担当者の負荷軽減を図ることができます。
<ソリューションの概要>
名称: EXA AI SmartQA
開発企業: 株式会社エクサ
導入費用:
初期費用 初期導入費用※ 35万円~
本番運用費用 システム利用料 30万円/月
[注]※説明資料の提供やリモートによる説明会が含まれます。
2. 採用活動支援に特化したAIチャットボットソリューション「TalkQA for Recruit」
「TalkQA for Recruit」は、企業の採用活動支援に特化したチャットボットソリューションです。学生から寄せられる企業情報や採用情報などの質問にチャット形式で自動応答できるため、採用業務の効率化に繋がります。また、あらかじめ汎用性が高い質問例約100項目の学習データが用意されているため、企業が一からデータを作成する必要はありません。さらにウェブはもちろん、学生の利用頻度が高いLINEにも対応するため、学生はPCやスマートフォンから簡単に問い合わせができます。ソフトバンクロボティクス株式会社が提供する人型ロボット「Pepper」にも対応するため、採用イベント会場でPepperが来場者の質問に答えるなどの使い方も可能です。
「TalkQA for Recruit」は、IBM WatsonのAPIであるNLC(Natural Language Classifier、自然言語分類)を活用しているため、話し言葉での質問内容を理解し、最適な回答を提示します。また、質問のログが全て蓄積されるため、学生の関心を把握し、採用活動に役立てることができます。学生にとっても、人事担当者に直接聞きにくいことも気軽に質問できるほか、24時間いつでも問い合わせできるため、企業の採用担当と学生の双方にメリットをもたらします。
<ソリューションの概要>
名称: TalkQA for Recruit
開発企業: 株式会社エクスウェア
導入費用:
初期費用:
基本環境構築+学習データ(プリセット) 20万円~
本番運用費用 システム利用料※ 17万円~/月
[注]※5万コール(問い合わせ数)までの利用料金となります。5万コールを超える場合は、1万コールごとに1万円/月かかります。
ソフトバンクは、今後もエコシステムパートナーと協業し、IBM Watsonを活用したソリューションを積極的に展開していきます。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ソフトバンク株式会社 http://www.softbank.jp/ /7月4日発表・同社プレスリリースより転載)