2017就活は「短期決戦」。選考解禁直後から就職活動終了者が続出、学生も企業も早期から動き出し~【総括】『2017年卒就職・採用活動に関する調査』:アイデム
株式会社アイデム人と仕事研究所では、2017年3月卒業学生の就職活動、企業の採用活動について、2016年2月からアンケート調査を行なっている。本レポートは、今まで行なったアンケート調査をもとに、これまでの就職活動・採用活動の動きをまとめたものである。
2017卒学生の採用活動を対象とする「採用選考に関する指針」を受け、選考解禁が6月へと2ヵ月前倒しになった本年度。採用活動を指針に沿って行なう企業と、独自のスケジュールで行なう企業が入り混じる中、学生の進捗からは、実質的な選考が6月より前に行われているケースが少なくない状況が明らかになった。また、広報解禁から選考解禁までの期間が短縮されたことで、企業からは応募者確保を懸念する声も聞かれる。そのためか、インターンシップなどを通して学生と早期からの接点づくりに注力する企業も少なくなく、情報収集のためか学生の参加率も高い。特にインターンシップにおいては、選考の一環と捉える企業も多く、新卒採用活動における存在感が増してきている。
<学生>の状況
・前年よりも短期間かつ早い進捗ながら、少ない応募で内定を獲得
・選考解禁の6月までに54.2%の学生が就職活動終了 一方で「準備不足」との反省も
・インターンシップ 夏期参加者の46.4%、秋期・冬期参加者の77.3%が採用選考に応募
<企業>の状況
・「面接選考開始」のピークは、選考解禁よりも2ヵ月早い4月 6月は「内定出し」のピーク
・早期にエントリー・応募受付を開始した企業ほど、採用活動の満足度は高い
・インターンシップ実施企業は増加し、「選考の一環」へ
<お問い合わせ先>
株式会社アイデム
◆広報担当/望月・栗木 tel 03-5269-8780
◆調査担当/岸川・菊地・古橋
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(株式会社アイデム http://www.aidem.co.jp/ /10月18日発表・同社プレスリリースより転載)