「体力的にきつい仕事?」「やりがいのある仕事?」あなたのイメージは本当か?福祉のリアルを体験できる有償インターンシップの参加者募集を開始~2016年8月開始、年間300名を予定:インテリジェンス
総合人材サービス、パーソルグループの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:峯尾太郎)は、福祉業界の職場(介護事務所、障害者支援施設、保育所など)における有償インターンシップの事業を、東京都社会福祉協議会より受託したことを発表いたします。
【開催背景】
■高まる福祉業界における人材確保の必要性
加速する少子高齢化に伴う労働力の減少により、福祉・介護の人材確保は喫緊の対応が求められています。東京都の介護関連職種の有効求人倍率は5.75倍(※1)と他職種含む平均の2.03倍(※2)と比較しても非常に高い倍率であり人材不足は顕著です。
■求職者の志を阻む偏った業界イメージ
福祉・介護業界には「夜勤などがあり、体力的にきつい」「給与水準が低い」「将来的に不安」など、ネガティブなイメージがクローズアップされることが多く、積極的な職業選択の候補として捉えられないことが人材確保を困難にしています。
■理解が進まぬ福祉業界の現実
独立行政法人労働政策研究・研修機構『介護人材確保を考える』(※3)によると「業界の離職率は産業全体の平均と大きく変わらない」「1年以内の離職率10%未満の企業が約6割」など、求職者のイメージとは違った現状が垣間見えます。また、東京都が都内の特別養護老人ホームにおける介護労働者に関して実施した調査(※4)では、全職員の平均年収は428.2万円、そのうち一般職員の平均年収は399.4万円(平均勤続年数8.2年)であり、職位が上がることに伴い、また、勤続年数が長い方ほど年収が高くなっている結果が出ています。
本インターンシップは、現場の職業体験だけではなく、事業者や参加者同士の交流会も実施します。参加者の福祉業界での就業への理解を促し、業界の魅力や高い将来性に気づくきっかけを提供します。
【インターンシップ募集概要】
参加対象:
都内に在住または在学の福祉を専門に学んでいない大学生、短期大学生、専門学生など (卒業後3年以内の既卒の方も参加可能です)
実施期間:
2016年8月~9月(5日間程度)
助成金の支給:
インターンシップ参加者に対して1日あたり6,500円の助成金をお支払いします。
(参加状況により、支給されない場合があります)
参加までの流れ:
インターンフォーラム(※)参加 → 事前説明会 → インターンシップ → 事後学習会&交流会
※制度説明や受入先紹介、個別相談などが受けられるイベント
インターンフォーラムの開催スケジュール
本事業を通じ、福祉業界の雇用を支援するとともに、福祉の充実した誰もが暮らしやすい社会の実現に貢献してまいります。
(※1,2)厚生労働省東京労働局「一般職業紹介状況」平成28年5月分(PDF)
(※3) 独立行政法人労働政策研究・研修機構『介護人材確保を考える』
(※4) 東京都福祉保健局「都内の特別養護老人ホームにおける介護労働者の給与モデル調査」(PDF)
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社インテリジェンス
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◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /8月3日発表・同社プレスリリースより転載)