国内の採用市場はIT分野の優れた人材を求めて更なる活況を呈すると予想~『ヘイズ・ジャパン 採用動向レポート』(2016年7月~9月期):ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン
外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:マーク・ブラジ、以下ヘイズ)は最新の採用動向レポート(2016年7月~9月)の中で、今後、日本国内においてIT分野の人材の需要が極めて高くなるという予想を発表しました。これは小売や製薬業界を中心に、ITスペシャリストに対する大量の求人が見込まれることによるものです。
現在、これら業界の大手各社は既存システムの見直しを進めており、急速に拡大する新規テクノロジーに対応するために、採用担当者はアプリケーション開発やテクニカルサポートのスペシャリストの採用に追われています。
ヘイズ・ジャパンのマネージング・ディレクター、マーク・ブラジはこうした状況について、次のように述べています。
「大企業でIT担当者の需要が高まっていることを受け、今後も採用活動が極めて活発化することが予想されます。各社とも、ビッグデータ等の新規テクノロジーの知識が豊富な人材を率先して採用しようとしています。」
レポートでは、大企業でITシステムのアップグレードが進められる中、大規模な問題解決のための能力を備えた人材の需要が高まっていることも指摘しています。
「JavaやRubyといった開発言語に精通したソフトウェアアプリケーション開発者であれば有利です。各社とも自社のITシステムの向上に貢献できる人材を切望しています。今後ビジネスにおいて新たな枠組みを形成していく上で、ビッグデータや機械学習といった最新のテクノロジーがいかに大きな役割を担うことになるのかを十分に認識しているからです。」
また、ITシステムの見直しを進める上でインフラ関連のプロジェクトは中核と見なされており、こうしたプロジェクトを管理できるマネージャーの需要は特に高くなっています。
「コスト削減を図ると同時に、ITシステムのアップグレードによる効率化を進められる有能なインフラ関連のプロジェクトマネージャーが求められています。優れた能力を持つ人材は複数の企業からオファーを受けることになるでしょう。
また、販売や物流システムの変革も進められており、クライアントの要求に応えるためにITエキスパートが必要になっていることから、テクニカルサポートエンジニアの需要も高まっています。」
IT 分野における新たな求人の多くがハードウェアやインフラに関連した職種で占められるようになり、ITプロフェッショナル側の注目もこの分野に集まっていま す。「企業各社のITプロジェクトの進行状況から見て、ハードウェアやインフラに関連して大量の求人が今後も生じることが予想されます。
ほとんどの企業がクラウドや可視化技術の活用をさらに進めようとしており、求職者側もこの分野のトレンドを慎重に見極めた上で自分の能力を磨き、キャリアアップを図るでしょう。
転職希望者は、IT業界の急速な変化に合わせて多彩なスキルを身に付けるよう努めるべきです。例えば、幅広いプラットフォームを通じた経験を持つサーバーエ ンジニアの人気が高まっていますが、これは企業がシステムの移行や変更を行う上で、必要な専門的なスキルを備えていると考えられているためです」とブラジ はアドバイスしています。
求職者および採用企業の動向、今後の課題までを網羅したヘイズの採用動向レポート全文は、こちらでご確認いただけます。
ヘイズは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 http://www.hays.co.jp/ /7月28日発表・同社プレスリリースより転載)