「仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」組織で働きたい。「短期での成長はしにくいが、体力的・精神的なストレスがかからない」組織支持も~『働きたい組織の特徴(2017年卒)』:リクルートキャリア
株式会社リクルートキャリア(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:柳川昌紀)のよりよい就職・採用の在り方を追究するための研究機関・就職みら い研究所(所長:岡崎仁美)は、大学生および大学院生の就職活動において、働きたい組織の特徴を明らかにするため、就職活動を行っている2017年3月卒業予定の大学4年生・大学院2年生を対象に、調査を実施いたしました。
このたび調査結果がまとまりましたので、一部を抜粋してご報告申し上げます。
大学生、大学院生の働きたい組織の特徴
●大学生の働きたい組織として、支持している上位5項目は、「20)A:コミュニケーションが密で、一体感を求められる」「18)A:仕事と私生活 のバランスを自分でコントロールできる」「13)A:周囲に優秀な人材が多く、刺激を受けられる」「8)A:入社直後の給与は低いが、長く働き続けること で後々高い給与をもらえるようになる」「19)A:ウェットな人間関係で、プライベートも仲が良い」の順となっている。
●大学院生の働きたい組織として、支持している上位5項目は、「18)A:仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」「20)A:コミュ ニケーションが密で、一体感を求められる」「13)A:周囲に優秀な人材が多く、刺激を受けられる」「1)A:歴史や伝統がある企業である」「16)A: 多くの人を巻き込んで行う仕事の割合が多い」の順となっている。
属性別の特徴
●大学生よりも大学院生が支持する割合が高く見られたのは「歴史や伝統がある企業である」「企業固有の技術や商品、ブランド、ノウハウなどが強みとなっている」の項目で、各々10ポイント前後の差がある。
●給与に関する価値観は、男女間で差が見られる。大学生・大学院生ともに男性は「給与は高いが、個人間で待遇に大きく差がついたり、降格になったり する可能性は大きい」を支持する割合が高く、女性は「給与は低いが、個人間で待遇に大きく差がついたり、降格になったりする可能性は小さい」を支持する割合が高い。
●大学生・文系は「これまでの経験(学業など)を活かして成長できる」を支持する割合が男性・女性ともに、大学生全体に比べて低い。
●全ての属性で「短期での成長はしにくいが、体力的・精神的なストレスがかからない」を支持する割合が高い。男女では、女性の方がその割合が高い。
●大学生・大学院生ともに、働く地域については「特定の地域で働く」を支持する割合が高いが、大学院生・文系においては「全国や世界など、幅広い地域で働く」を支持する割合の方が高い。
●全ての属性で「仕事と私生活のバランスを自分でコントロールできる」が高い。中でも、大学院生・女性・理系は9割を超え、最も割合が高くなっている。
※本件の詳細はこちら(PDF)をご覧ください。
<調査概要>
調査目的:就職活動中の大学生および大学院生の、「働きたい組織(企業、団体、官庁など)の特徴」を把握する
調査対象:リクナビ2017*会員より、2017年3月卒業予定の大学生および大学院生373,357人(調査時点)
(*)リクナビ2017:株式会社リクルートキャリアが運営している、就職活動を支援するサイト
調査期間:2016年5月20日~5月30日
調査方法:インターネット調査
調査内容:「働きたい組織」の特徴
回収数:大学生8,240人 大学院生1,933人 計10,173人(回収率2.7%)
集計対象:
大学生8,240人
(男性・文系:2,739人男性・理系:1,984人女性・文系:2,379人女性・理系:1,138人)
大学院生1,933人(男性・理系:1,255人女性・理系:477人文系:201人)
【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社リクルートキャリア 広報部 社外広報グループ宛
Tel:03-3211-7117
Mail:kouho@waku-2.com
◆本リリースの詳細はこちらをご覧ください。
(株式会社リクルートキャリア http://www.recruitcareer.co.jp/ /7月25日発表・同社プレスリリースより転載)