転職に成功した人の約半数がネットを活用。日本では求人検索サイトを通じて転職先を見つける可能性が最も高い:ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン
外資系人材紹介会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター:マーク・ブラジ、以下ヘイズ・ジャパン)はこのたび、転職活動において最も役に立った方法について、ヘイズのウェブサイトでアンケート調査を実施しました。
その結果、49%が「転職先を見つける上で求人サイトが最も役に立った」と回答しており、日本では求人検索サイトを通じて転職先を見つける可能性が最も高いことが分かりました。次いで、「知人の紹介や口コミなどの個人的なネットワークが最も役に立った」が33%となり、LinkedInなどのソーシャルメディアを上げた回答者は18%でした。
この結果はアジア各国で同様の傾向を示しているものの、対象5ヵ国の中では、マレーシアが「求人サイトが最も役立った」と回答した割合が最も高く、回答者の61%が求人サイトを活用して転職に成功していることを挙げています。
「知人の紹介」が最も役立ったと考える回答者の割合は、香港で37%と最も高く、ソーシャルメディアの利用については、中国で21%が「最も役に立った」と回答しており、5ヵ国のうち最も高くなっています。
この結果について、ヘイズ・ジャパンのマネージング・ディレクター、マーク・ブラジは次のように述べています。
「今回の調査結果から、企業にとって、採用戦略においてオンラインでの活動を重視し、より多くの注目を集めることの重要性が改めて示されています。」
しかし、転職活動においては知人の紹介や口コミも依然として重視されており、人材を惹きつけるためにはこうした面にも力を入れる必要があることも明らかです。転職を希望する人たちがすべて、従来の手法を捨てて求人サイトやソーシャルメディアに移行するのではないかという仮説は、今回の調査結果からは裏付けられませんでした。
日本でも多くの人がインターネットを駆使し、日々の生活でテクノロジーを活用するようになっています。「最近では、ネットショッピングからネットバンキングまで、日常生活においてインターネットに依存する割合が極めて高くなっていることを考えれば、転職活動においてインターネットの求人サイトが最も有効な手段でも驚くことではありません。
ヘイズをはじめとするインターネットの仕事紹介サイトの普及や、求人サイトが多数登場している現状からも、これらが人材紹介会社や企業にとって優れた候補者を惹きつけるために不可欠な手段となっていることは疑いようのない事実です。」
転職活動を行う場合、最も良い転職先を見つけるためには、インターネット上のあらゆる手段を駆使して、多面的なアプローチを取る必要があります。プロフィールで積極的に自分をアピールしたり、人材紹介会社のデーターベースをはじめ、複数の検索プラットフォームで求人を検索したり、ソーシャルネットワークの掲示板や専門分野のコミュニティを活用することなどが考えられます。利用可能なあらゆるプラットフォームを通じて露出を高めることで、自分にとって理想的な転職を実現させるチャンスが高まります。
ネットを活用して転職活動三つのアドバイス:
1. 求人の検索や応募は、知名度が高く、評判の良いウェブサイトで行うこと。プライバシー規定が提示されていなかったり、問合せ先やサイト運営主体の住所が明記されていなかったりする場合には、絶対に履歴書を送付してはいけません。
2. ソーシャルメディアに掲載している自分のプロフィールをチェックして、更新しておくこと。応募先の企業があなたのプロフィールに目を留めたり、選考の一環として検索したりするかも知れません。インターネット上でできるだけ好ましく見えるようにしておきましょう。また、LinkedInなどのソーシャルメディアのプロフィールで自分の専門分野を最大限にアピールできるように努め、仕事探しやインターネットでの交流に活用すべきです。
3. 履歴書や職務経歴書をモバイルで利用できるようにしておくこと。モバイルに対応したPDFなどのファイルで自分の端末に保存しておき、新着情報や人材紹介会社のアプリで望ましい求人を見つけ次第、移動中でもすぐに応募できるようにしておきましょう。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 http://www.hays.co.jp/ /7月14日発表・同社プレスリリースより転載)