ヘイズ・ジャパン、『2015年10月~12月 採用動向レポート』
~今、最も企業からの需要が高いスキルと職種とは~
外資系人材会社ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:港区、マネージング・ディレクター :マーク・ブラジ、以下ヘイズ・ジャパン)はこの度、10~12月期の四半期採用動向レポートを発表いたしました。
レポートによりますと、今、最も採用側からの需要が高いスキルと職種は以下の通りです。
【スキル】
これらのスキルは、企業側からの需要が非常に高いにも関わらず、人材が不足している傾向が続いています。これらのスキルを身に着けていると将来の転職にも有利に働くと考えられます。
·財務計画&分析(FP&A)
·ITセキュリティ
·データサイエンティスト
【職種】
これらの職種並びにスキルは、日本でのキャリア形成に非常に有利で、今後も引き続き企業からの需要が高い傾向が続くと予想されます。
· FP & A(財務計画&分析)
適切な人材を見つけることが難しいため、多くの職務に長期間空きが出ており、人材不足が深刻化しています。深刻な人材不足に対応するために、FP&Aの経験のない候補者を受け入れる動きも一部で出てきています。
・コンプライアンス
金融サービスの分野における現行の法規制について理解したコンプライアンス、銀行では経験のあるコンプライ担当者を銀行から求められています。
・ITセキュリティ
企業は、情報を保護するセキュリティシステム、セキュリティポリシー、セキュリティ対策の強化を強く望んでいます。金融機関は、グローバル企業がハッキングや顧客データの漏洩の被害を受けた場合、メディアで大きく取り上げられることを十二分に認識しています。
・ペイロール(給与処理)
自社の給与処理スペシャリストが求められています。多くの企業が給与処理プロセスの一部を外部に委託していますが、授業員に質の高いコミュニケーションサービスを提供するために、企業は社内のスペシャリストを求めています。
・ビッグデータ開発
大規模なデータ処理システムの設計、開発、構築、実装を担うビッグデータ開発者が必要とされています。オープンソースのフレームワークを使ったアプリケーション構築における経験に加え、Apacheデータベース管理技術であるHBASEやCassandraについての深い知識、およびJavaもしくはMicrosoftのテクノロジーを用いた開発において高いスキルを持つ人材が求められています。
・クレームスアジャスター
クレームスアジャスターについては、高い離職率を受けて、継続的な需要が存在します。また、事業成長を後押ししてくれるとして根強い需要があるのが、保険の直接販売の経験を持つ人材です。なかでも、5年以上の実務経験を持つ人材の需要は際立って高くなっています。
・弁護士
語学(英語)力を持ち合わせた日本人の社内弁護士の数は非常に少なく、企業からの引き合いが高い一方で、人材確保が追い付かない状況です。
・薬事規制関連業務
日本は他国に比べて一般的に医薬品の承認に時間がかかることから、ライフサイエンス分野のレギュラトリーアフェアーズに対し、引き続き高い需要が見込まれます。
・アプリケーションエンジニア
日本では設計プロジェクトの多くで自動車メーカーの新技術が使われていることから、大手自動車メーカーでの勤務経験を持つアプリケーションエンジニアに対し高い需要があります。
【スキルと経験を豊かにするキャリアアップのアドバイス】
・職業訓練を受ける
・新たな業界や、より幅広い顧客と接触を持つことができる企業に転職する
・自分の業界や職務における最先端のテクノロジーを身に着ける
ヘイズ・ジャパンでは、毎年4回、転職市場の採用動向をレポートにまとめて発表しています。
レポート全文はウェブサイトでご覧いただけます。
ヘイズは、専門性の高いプロフェッショナルを対象に人材紹介サービスを提供しているリクルートメントのグローバル・エキスパートです。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 http://www.hays.co.jp/ /10月16日発表・同社プレスリリースより転載)