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【ヨミ】ブンダンキンム 分断勤務

「分断勤務制度」とは、1日の所定勤務時間を分割して働くことができる勤務形態のことで、「分割勤務」と呼ばれることもあります。これまでの勤務形態は、昼休憩は挟みつつも「連続して8時間」などが通常でしたが、会社外での勤務を認めるリモートワークが広がり、「オフィスで4時間+自宅で4時間」といった柔軟な働き方が可能になりました。共働きの夫婦が増加し、雇用形態も多様化してきている中で、新たな「働き方改革」の手法の一つとして期待されています。
(2019/3/29掲載)
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分断勤務のケーススタディ

子どもを迎えに行った後、家で仕事
柔軟な働き方が可能に

育児と仕事、あるいは両親の介護と仕事の両立が難しく、仕事を辞めざるをえなかった――このような話が、あちこちから聞こえてきます。共働きが当たり前になった現在、夫婦が互いに協力しあわないことには、生活は成り立ちません。「時間をすべて会社に捧げる働き方はできない」と感じる人が増えているのも、無理はないでしょう。そこで新しく出てきた働き方が、「分断勤務」です。

子どもの送り迎えのために時短で勤務をしている場合、朝や帰宅後などのすきま時間を使って自宅で業務ができればいいのに、と思うこともあるかもしれません。分断勤務が可能になれば、例えば朝6時から7時の間に資料をチェックし、子どもを保育所に送った後、10時から16時まで出社。子どもを連れて帰宅し、寝かしつけた後21時から1時間だけ作業する、といった働き方も可能になります。

2017年4月、NTTドコモは本社を含むグループ会社の2万5000人全員を対象に、「分断勤務制度」を導入することを発表しました。深夜の突発的な保守工事や、海外の取引先とのコミュニケーションがどうしても不規則になってしまうことなどを考慮して決定したものです。

分断勤務制度は、育児や介護を行っている人以外にもメリットがあります。例えば「ちょっと役所に行きたい」「免許証やパスポートの更新をしたい」といった理由から、平日に少しだけ職場を離れたいと考えたことのある方は多いのではないでしょうか。また、満員電車で通勤をすることにストレスを感じていて、家やカフェスペースなどで少しだけ仕事をし、時間をずらして出勤したい、と思っている人もいるかもしれません。人手不足に悩む企業は、このように多様な働き方を推進する制度を整えることで、人材獲得や離職防止の効果も期待できるでしょう。

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