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エンジニア不足の時代、どうすれば優秀な人材を活用できるのか スタッフサービスが展開する、エンジニアの“スキル向上”施策

注目の記事掲載日:2021/03/29

年々深刻さを増す、エンジニア不足。いかに優れた人材を確保するかが、多くの企業にとって喫緊の課題になっています。そのような状況下、技術者・ITエンジニアの派遣会社のなかには、よりハイスペックな人材を求める声に応えるため、自社のエンジニアのスキルアップに注力している例が見られます。そのなかでも先進的に取り組んでいるのが、スタッフサービス・エンジニアリング(以下SSE)。エンジニアの教育やフォロー体制の充実により、高い評価を得ています。どのようにしてエンジニアの成長をサポートしているのか、今後エンジニアの採用市場はどう変化していくのか、株式会社スタッフサービス 執行役員の平井真さんにお話をうかがいました。

Profile
平井真さん
平井真さん
株式会社スタッフサービス 執行役員(エンジニア領域事業担当)

2002年、スタッフサービスに入社。事務職派遣の営業職、エンジニア派遣のオフィス長を経た後、13年にユニット長として近畿エリアを統括。15年4月執行役員(事務領域事業担当)に就任、19年4月より現職。慶應義塾大学大学院経営管理研究科修了(MBA)、一歳児の子育て奮闘中。

「スキルアップ」「働きやすさ」「高報酬」が優秀なエンジニア確保の3条件

まずは、エンジニア採用の現状をお聞かせください。特に、どの分野のエンジニア不足が深刻なのでしょうか。

新型コロナウイルスの感染拡大により、2020年4月から6月にかけて人材のニーズが大きく減りましたが、夏ごろから回復し始め、秋には前年と同じくらいのオーダーをいただけるようになりました。現在、エンジニアのオーダー数としてはコロナ以前の旺盛な状況にあると言えます。しかし、業界によってかなりの差があります。例えば、半導体・電子部品業界と化学・バイオ業界からのニーズは前年比2割増と増えていますが、一方で航空業界は前年比2割程度と、大変厳しい状況です。職種別に見ると、機械の動作確認や試薬検査などの評価職はまだ完全に回復していませんが、いわゆる設計・研究開発などの上流工程にあたる職種は復調が早く、7月頃からニーズが戻り始めました。

エンジニアに求められるスキルは変化しているのでしょうか。

大きくは変わっていませんが、企業は契約について非常に慎重になっていて、従来以上に自社業務に対しての即戦力を求めています。ただ、それは一時的な現象だと思われます。もともと構造的に人手不足であり、業界、職種とさまざまなニーズが増えてくれば人材も不足します。そのため、派遣されたエンジニアに対しても自社の技術を教え企業でエンジニアを育てていくという、この数年の傾向に戻っていくのではないでしょうか。

エンジニア不足の中、 企業が優秀なエンジニアを確保するために求められることは何でしょうか。

平井真さん(株式会社スタッフサービス 執行役員(エンジニア領域事業担当))

三点挙げたいと思います。一つ目は、スキルアップができるかどうかです。エンジニアは成長意欲が高い方が多く、「よりスキルアップできる環境で働きたい」という思いを抱えています。二つ目は、働く環境です。特に職場内のコミュニケーションが円滑に進み、働きやすい環境が整っているかは今まで以上に重要になりました。コロナ禍ということもあり、リモートワークが可能な環境かどうかも、選ばれるポイントのひとつとなっています。三つ目は、成果を正しく評価し報酬として還元してもらえるかどうかです。これは言うまでもありませんね。

企業がエンジニア派遣を活用するメリットについてお聞かせください。

まず、不足しているエンジニア人材を安定して確保できることです。エンジニアの確保は喫緊の課題です。多くのエンジニア派遣会社では、エンジニアを自社の社員として採用するため、採用プロセスもしっかりとしており、面接やテストを行い自社の採用基準を元に判断をしています。そのようにして選ばれた人材を必要に応じて安定して確保でき、また、派遣先企業様では、自社採用をしないため採用コストを抑えることもできます。

次に、エンジニアの労務管理を派遣会社に委ねられることです。派遣会社はエンジニアを定期的にフォローして、職場や本人の状況をヒアリングし、問題があれば解決へと導いていく役割も果たしています。困ったことがあれば相談できる環境にあるので、エンジニアは安心して働くことができます。

また、育成という観点でもメリットは大きいと思います。多くの企業は、エンジニアの育成にかけられる予算と時間は限られているのではないでしょうか。しかし、多くのエンジニア派遣会社では会社により差はあれど、派遣するエンジニアの育成は重要視されています。エンジニア派遣会社の人材を活用することで、育成に関するコストを削減することができます。

エンジニアの育成に軸を置き、成長を後押しする

貴社では、企業のエンジニア採用をサポートするために、どのようなサービスを展開されているのでしょうか。強みや特長などと併せてお聞かせください。

SSEのサービスラインナップは四つあります。常用型派遣・登録型派遣、新卒派遣、紹介予定派遣、人材紹介です。その最大の特徴は、繰り返しになりますが、エンジニアの育成に軸を置いていること。理系離れ、人口減少の中、昔のように新卒採用では理系学生を大量に採用し育てていくことが難しくなっていますが、キャリアチェンジも含めてエンジニアを目指す人の成長を後押ししていくことが当社の一番の軸となっています。

平井真さん(株式会社スタッフサービス 執行役員(エンジニア領域事業担当))

具体的には、昨年度からエンジニアのサポート体制をシステム化しました。「キャリアサポートシステム」というもので、「キャリアデザイン制度」「360度フィードバック制度」「スキルアップ支援制度」の三つの軸があります。

「キャリアデザイン制度」では、当社が属するリクルートグループで取り入れている「Will-Can-Mustシート」を使って本人が目指すエンジニアになるための長期的・短期的な目標を定め、やるべきことを明確化しています。また、「キャリア自己申告シート」により、自分が実現したいキャリアを申告することもできます。新しいチャレンジをしたいエンジニアがいれば、タイミングを見てキャリアチェンジ、ジョブチェンジができる制度も取り入れています。

「360度フィードバック制度」では、「目標設定シート」をもとに派遣先企業様の求めるスキルとエンジニアのキャリア志向を把握し、共有することでより精度の高いキャリアアップの実現と業務貢献をサポートしています。さらにはエンジニアから「月次コミュニケーションシート」を通して、就業状況や職場環境を把握し、日々のサポートに活かしています。

「スキルアップ支援制度」には、SSEとして力を入れているところです。eラーニングで約350講座、通信教育で約300講座など、幅広い教育カリキュラムを用意しています。エンジニアが不足している現在、優秀な人を採用して派遣するだけでは追いつきません。企業と一緒になって、エンジニアを育てていくことが重要です。1万人以上のエンジニア一人一人に寄り添って育成に注力しているエンジニア派遣会社は、ほとんどないと思います。まさに、当社の一番の強みだと認識しています。

例えば、ある派遣先企業様から「仕事をスタートする前に、エンジニアにはCAD(図面作成ツール)の研修をしっかりと受けておいてほしい」というご依頼をいただいたら、受講する機会を用意しています。その企業様に合うように研修をカスタマイズすることも行っています。これまで累計で約700人の研修をカスタマイズし、補助しました。

アフターコロナを見据えて、エンジニアへのフォロー体制を強化

今後は既存のエンジニアのスキル向上も課題となってくると考えられます。貴社では、派遣スタッフのスキル向上をどのようにサポートしているのでしょうか。

SSEのエンジニアには2名体制でサポートしています。派遣先の企業担当者とやりとりをする営業と、豊富なエンジニア経験を有するキャリアカウンセラーです。

「スキルアップ支援プログラム」としては、eラーニングや通信教育の受講料の補助、書籍購入の補助、資格取得の奨励金支給なども行っています。また、期間限定ではありますが、株式会社Schooと提携し、パソコンやスマートフォンを活用して、約5,800ものオンライン動画学習コンテンツを無料で受講できるようにしました。

いずれの施策も、コロナ禍で外出が制限される今だからこそエンジニアに勉強する習慣をつけてもらおう、という目的があります。今後景気が変わったとしても、勉強を続けていれば、必ずや企業から求められる人材になれると考えています。

キャリアサポートシステムの仕組み
平井真さん株式会社スタッフサービス 執行役員(エンジニア領域事業担当)

例えば未経験でも、「スキルアップ支援制度」を利用しているかどうかで、その後の派遣先企業様からの評価は違ってきます。実際、未経験で入って、いま第一線で活躍している人は、勉強してスキルアップすることが習慣化しています。

コロナ禍ということもあって、リモートワークが多いと思います。コミュニケーション面を含めて、エンジニア社員をどうフォローされているのでしょうか。

一人のエンジニア社員に営業とキャリアカウンセラーがサポートとして付くほか、複数のエンジニアが勤務している就業先では、「ユニット」という相互連携を促進するためのグループが編成されています。先輩社員が後輩社員をフォローする体制が構築されているので、テレワークでも不安や孤独感を抱くことなく、安心して働くことができます。ただ、システムがあるだけでは当然成り立ちません。システムをうまく人に合わせ、安心して就業できる環境をつくることが私たちの介在価値だと考えています。

エンジニアに寄り添い、やりがいを持って働ける社会を目指していきたい

貴社に対して、お客さまからはどのような声が寄せられていますか。

SSEでは毎年、当社の派遣先企業様にアンケートをお願いしていますが、「派遣されている人材の資質が良い」「優秀である」という声を多数いただいています。また、サポートのスタッフについても「手厚いフォローをしてくれる」という声をよくいただきます。そのようなフォローの姿勢が高い評価につながっているようです。
報酬については、昨年度から成果報酬型の割合を多くする制度を選択できるようにしました。今後もよりやりがいを感じて働けるような環境を実現したいと考えています。

最後に、企業人事の皆さまにメッセージをお願いします。

日本の雇用のあり方を、企業人事の皆さまと一緒に変えていきたいと思っています。多種多様な人がさまざまな働き方ができるような社会を実現したい。そして、人生100年時代のなかで、スキルを上げて健康年齢まで働ける状態を作っていきたいと思っています。おそらく多くの企業でこれから50代~シニアの働き方について、重要な経営イシューとなってくるでしょう。自社でどう活躍してもらうか、という視点での人事戦略だけでなく、自社も含めた社会全体でシニアまでどうキャリアを歩めるか、という視点が必要になってきます。早いうちからそういった視点での教育・育成が継続できる仕組みが重要だと思います。私たち派遣会社は、日本の様々な企業様を現場の立場から、人生100年時代にキャリアを積んでいける人を育てるよう、尽力できればと思っています。

そして、エンジニアについてですが、慢性的に人手不足の上にDX化がますます進み、さらにエンジニア人材を活用する業種・職種も広がっていくでしょう。これから、即戦力だけでなく、エンジニア人口自体を伸ばしていく必要があります。SSEでは、ベテラン層だけでなく、素質と熱意を備えた人材とその成長を支えるシステムがあります。派遣先企業様とともに、エンジニア不足という社会課題を解決し、日本のものづくり文化をともに支えられればと思います。

平井真さん(株式会社スタッフサービス 執行役員(エンジニア領域事業担当))
企業概要

スタッフサービス・エンジニアリングは、設計・研究開発・品質管理・生産技術分野における技術者派遣とIT分野におけるエンジニア派遣を中心とした人材総合サービスを展開。機械、電気・電子、情報、化学、生産技術の分野において、日本全国で約12,000人のエンジニアが幅広い技術領域をカバー。人材派遣にとどまらず、新卒派遣や人材紹介などお客様のさまざまなエンジニア人材ニーズに対応。エンジニアの育成・創出を掲げており、キャリアサポートシステムを充実させているのが特徴。メーカー出身の元エンジニアがキャリアカウンセラーとしてフォローする体制や、e-ラーニングや通信教育講座の受講費補助、資格取得奨励金制度などを充実させている。

企業概要