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事業戦略に不可欠なプロフェッショナル人材を育成 毎日10分間の取り組みが「広い視野の獲得」「学びの習慣化」を実現

注目の記事研修・人材育成[ PR ]掲載日:2019/08/23

ICTやAIの進化によって多くの定型業務は自動化され、人にはよりプロフェッショナルでクリエイティブな成果が求められる時代が到来しています。北陸の中心都市・金沢を本拠地とする北國銀行でも、顧客へのビジネスコンサルティングを有料で提供する「コンサルティングバンク」へと舵を切る中で、銀行員としてのキャリアを積んできた人材を、幅広い課題に対応できるコンサルタントへといかに育てるかが大きな課題となっています。そんな同行が導入しているのが、忙しい日々の中で時間を効率的に使いながら学びの習慣化を実現する研修サービス「BBTルーティン」です。導入背景やその特長、見えてきた成果などについて、同行人材開発室の寺井室長にうかがいました。

プロフィール
寺井 尚孝さん
寺井 尚孝さん
株式会社北國銀行 総合企画部人材開発室 室長

1993年4月 北國銀行入行。2004年7月 本店営業部課長代理、2012年4月 総合企画部企画課長、2014年4月 粟津駅前支店長、2016年4月 総合企画部人材開発室長を歴任し、現在に至る。

「BBTルーティン」とは

「BBTルーティン」とは?
「BBTルーティン」は刺激になるビジネス課題を毎日“10分間”考えることで、仕事に役立つ力を身に着けるプログラムです。毎日1題のアウトプットをはじめ、毎週のライブ講義と毎月1冊の課題図書によるインプット、さらに、受講者同士の議論を通じて、さまざまなバックグラウンドの方々と交流できます。アウトプット→インプットの流れを実現し、飽きることなく自ら楽しく学び続けられる仕組みをご用意しました。

ビジネスモデルの変化とともに求められたコンサルタント育成

北國銀行では現在、どのようなビジネス環境の変化に直面されているのでしょうか。また、人材開発分野でどんな課題があるでしょうか。

北國銀行 本店営業部

北國銀行 本店営業部

全国の地方銀行に共通していえることですが、日銀のマイナス金利の影響、少子高齢化に伴う地方人口の減少といった外部環境の厳しさをまず挙げることができます。また、デジタル経済の進展に伴って、異業種からも銀行業務への参入が相次いでいます。これまでは、預金を集めてそれを貸し出すという業務に専念していれば収益を上げられていましたが、現在はビジネスモデルをどんどん進化させていくことが求められています。当行でも「コンサルティングバンク」、あるいは「キャッシュレスバンク」「ネオデジタルバンク」といったさまざまな戦略を立てて取り組んでいるところです。

その中でも、とりわけ大きなチャレンジだったのが、地域のお取引先企業にビジネスコンサルティングを有料で提供する「コンサルティング部門」の立ち上げでした。10年以上前から、金融庁は「地域金融機関のコンサルティング機能の発揮」に期待していましたが、業務として真のお客さま目線に立ったコンサルティングを行ってきた金融機関は無かったのではないかと思います。当行の現在のコンサルティング業務は2015年にスタートしました。当初は営業統括部内に設けられた3~4名からなる一つのチームで、お客さまからは「これまで銀行業務しか行ってこなかった人材に、有料に見合う満足なコンサルティングができるのか」といった厳しい声をいただきましたが、着実にコンサルティングメニューをそろえてきました。

≫北國銀行のコンサルティングメニューはこちら

当行のコンサルティングは、単にソリューションを提案するのではなく、お客さまに寄り添って最終的な課題解決まで伴走しながらサポートしていくことに特長があります。経営者の方が課題を具体的に把握できていない場合は、丁寧にヒアリングすることで見えていなかった問題点を可視化していくところからお手伝いしています。そうしたきめ細かいサービスが評価され、現在は一部のお客さまに順番待ちをお願いしなければならないほど多くのご相談をいただくようになりました。組織も2017年に「コンサルティング部」へと昇格し、現在は海外ビジネス戦略部員と合わせて約100名のコンサルタントが所属しています。

そこで課題となるのが、人材開発です。当行のコンサルタントは、お取引先企業を担当する各支店と連携しながらコンサルティングを進めていくので、行員の中からスキルや資質のある人材を選抜、抜てきしています。当然、コンサルタントの経験はありませんが、サービスのクオリティーを落とすわけにはいきません。お客さまから信頼していただけるコンサルタントをいかに育成し、増やしていくのか。そのことを常に大きな課題として、意識しています。

コンサルティングサービス開始からこれまでの4年間、どのように人材開発を行われてきたのでしょうか。

当行ではこれまで、社内研修はすべて自前で行っていました。預金や貸し出し、資産運用の相談などの銀行業務であれば、それで十分だったからです。しかし、お取引先企業の経営課題を有料で解決するコンサルティングとなると、そういうわけにはいきません。そこで、外部の専門家や教育・研修機関も積極的に活用するようになりました。最初は、お付き合いのあった世界的なコンサルティング会社出身の方に、個別に基礎から指導していただきました。

部に昇格してからも、新しく配属されるメンバーが多くいますので、座学による基礎研修を継続して行っています。2018年から取り入れているのがビジネス・ブレークスルー(BBT)による研修です。集合形式の「問題解決力研修」は事前のeラーニングによるインプット、研修後のアセスメントなど我々のニーズに合わせてもらい、コンサルタントには必要な「課題設定力・課題解決力」を磨くコースから採り入れました。

図:ビジネス・ブレークスルー(BBT)による、ニーズに合わせた研修カリキュラム例
ビジネス・ブレークスルーの研修カリキュラム

BBTの研修を実施するに至った決め手は、まず、映像コンテンツが非常に豊富だったこと。オーダーメイドの集合研修の中にディスカッションやプレゼンテーション、グループワークなどがしっかり組み込まれていることも魅力的でした。また、終了後にアセスメントを実施し、受講者一人ひとりにフィードバックを行うのは、他の研修ではあまり見られないことです。

個人へのフィードバックだけでなく、当行のコンサルティング部門全体の課題も分析し、フィードバックしてもらえたのは非常にありがたかったですね。おかげで、組織としての課題がいくつか見えてきました。

たとえば、コンサルタントとして、世界や日本中で起きている最先端のニュースを幅広く収集していく意識がまだまだ足りず、学ぶ習慣を定着させる必要があること。また、若手コンサルタントであっても、遠慮せずに常に自分の意見を発信し続ける姿勢が大切であることも感じました。これらについては、我々が認識していた課題とも重なっていたので、ぜひそこは補っていきたいと考えていたところ、解決のために効果的な研修サービスとして提案していただいたのが「BBTルーティン」でした。

毎朝7時に届く「お題」に対して10分間で集中的に考えアウトプットする

「広い視野の獲得」と「学びの習慣化」を目標に取り組まれているというBBTルーティンは、どのような研修なのでしょうか。

「ルーティン」とあるように、集合形式の座学などとは異なり、日々自分たちで学び続ける仕組みの研修です。毎朝7時に、ニュースなどでとりあげられた最新の経済や社会に関するトピックをテーマとした「お題」が専用アプリへ配信されます。受講者は、そのお題に対する自分の考えを約10分間でまとめてアウトプット。BBTルーティンには700名以上のさまざまな業界のビジネスパーソンが参加していますから、他業種の人の意見や自分の意見についたコメントを読むことで、一つのテーマをいろいろな角度から掘り下げて考える習慣を身につけることができます。

こうした日々の学びを一週間単位で振り返るのが、動画配信システムを使った約30分の「ライブ講義」です。ここでは豊富な経験を積んだ講師やゲストから、講評やアドバイスを受けることができます。また月に一度、「課題図書」が提示され、関連する知識をより深めることもできます。忙しくてまとまった学習時間がとれない人でも、一日10分程度なら、それほど負担にはなりません。こうした日々の積み重ねを、一週間、一ヵ月のサイクルで振り返りながらルーティンとして回していきます。

BBTルーティン「学習の流れ」

毎朝7時、今日の「刺激になる
面白いお題」を掲載

お題に対して、10分間で自分の意見を考えてみましょう。あなたなら、どう考えるか?そもそも、何を問いとするのか?自分の意見を考えるからこそ、思考を進化させることができるのです。お題はAirCampus上で配信します。(メールなどの通知はございません)

すべての受講生のコメントは、AirCampus上で確認可能

他の受講生のコメントに対して返信してみましょう。議論には、適宜講師も参加します。そのお題についてどのように考えたのか?みんなで議論をしていきます。

毎週水曜日21時からは、
毎週30分のライブ講義

講師のみで、もしくは様々な業界のトップランナーをゲストとしてお呼びして、その週のお題に対する解説・見解を話します。ライブ講義は、Zoomで提供するため、受講生はテキストメッセージで参加することも可能です。ライブ講義に参加できない方は、Zoom上からアーカイブ閲覧(LIVE講義から3か月後まで)も可能です。

受講者であるコンサルタントの皆さんは、どんな時間帯に取り組まれているのですか。

朝の通勤時間や、職場に到着してから始業までの間に取り組んでいる人が多いようです。昼休みや業務の合間の時間でもできますし、スマートフォンやタブレットにも対応しているので場所を選びません。

BBTルーティンによる研修の手応えはいかがでしょうか。

ニュースを見ているだけでは流れていってしまうようなことでも、BBTルーティンのお題として出てきて、自分で意見をまとめてアウトプットすることを繰り返していると、自然に世の中の情報に対する感度が高くなっていきます。また、物事をさまざまな角度から深く考えるようにもなります。まさに「広い視野の獲得」と「学びの習慣化」が確実に進展していると感じています。

みんなが前向きに楽しみながら取り組んでいることも、自発性、自走性という観点から、とても良いことだと考えています。インプット主体の研修との大きな違いでしょう。毎週のライブ講義で講師やゲストの方からフィードバックがあるのも励みになるようですし、AirCampus内で自分の意見と他業種の人の意見を照らし合わせるおもしろさもあるようです。「こういう考え方もあるのか」という気づきがあるんですね。自分のアウトプットにコメントがついたり、他の人の意見にコメントしてディスカッションしたりすることも可能なので、まさに「他流試合」に気負いなく挑めるのだと思います。

当行のコンサルティング部は、部門になってまだ2年を過ぎたところです。コンサルタントの中には「まだコンサルタントとして十分に自信が持てない」という人も少なくありません。BBTルーティンでの他流試合を通じて、自分たちのアウトプットが他と比べても決して劣ってないという経験を重ねれば、自信を深めることができるのではないかと考えています。

同じ部署の人が一緒の空間で学ぶことで、少し遠慮が出てしまうことはないのでしょうか。

そのために便利な機能があります。BBTルーティンは、実名を伏せて匿名でも参加できるので、気軽に自分の意見をアウトプットすることができるんです。組織内での立場や上下関係を気にすることもありません。日を追ってアウトプット数が増え、受講生同士の活発な意見交換が行われているのは、このような参加しやすい工夫があるからだと思います。

また、毎週のライブ講義で講評をしてくれる講師やゲストの方々は、著名なコンサルティング会社で豊富な経験を積まれている方ばかり。そういう人たちから評価やアドバイスを受ける経験が、着実に自信につながっているのだと思います。

地域の経営人材を育成することが人材開発の目標

BBTルーティンはコンサルタント育成プログラムの中で、どのような位置づけとなっているのでしょうか。

コンサルタントとしての基礎の部分は、座学中心の研修を継続的に行っています。ただし、それだけでは物事を深く考える習慣や情報に対する感度などを身につけることができないので、BBTルーティンで補っています。お取引先企業にはさまざまな業種や規模の会社があり、ご相談を受ける経営課題も多岐にわたります。特にニーズが高いのは、ICT、人事、業務効率化などです。もちろん、それだけにはとどまりません。お客さまの期待に応えられる幅広い見識を常に磨いておかなくては、その信頼を得ることは難しいと思っています。

今後、北國銀行が目指す人材開発とはどのようなものでしょうか。

最終目標は、当行出身の人材が地域の「経営人材」になっていくことです。コンサルタントというよりも、プロフェッショナルな経営人材を育てていきたい。そこで重要になるのが「継続的に学び続ける習慣」です。学生時代までの学びだけでは変化する環境に対応できませんし、地域をリードする経営人材にはなれません。当行では経営陣がその重要性を10年以上前から発信し続けており、その意識が組織の中に浸透してきています。自己啓発に取り組む行員も多く、そういう人材が評価される土壌もできてきました。今回のBBTルーティンの活用もその延長線上にあります。地域の発展には人材が重要であり、そういう人材を輩出し続ける企業でありたいと考えています。

株式会社北國銀行 総合企画部人材開発室 室長 寺井尚孝さん
企業概要

世界で活躍するリーダーを育成する・文科省認可のオンライン⼤学BBT⼤学、BBT⼤学院(MBA)を運営・新人から社長まで、あらゆるニーズ満たし、進化し続ける豊富なコンテンツ・eラーニングから集合研修まで、様々な教育プログラムを提供

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この記事ジャンル 能力開発関連制度

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