【日本企業版】OKR導入企業事例①メルカリ
株式会社タバネルの奥田です。
OKR(Objectives and Key Results)の導入を検討中の方は、日本企業の導入事例をお探しではないでしょうか。
今回は日本でOKRを早くから取り入れていることで有名なメルカリの導入事例をご紹介いたします、
メルカリで求められるバリューとOKR
社員に求められる行動規範として、「Go Bold」「All for One」「Be Professional」の3つのバリューをメルカリでは定めています。
この3つのバリューに基づき、個人が具体的に何をめざすべきかを明確にしていくために、OKRが運用されています。
メルカリでは、全社➡グループ➡個人に至るまでそれぞれObjectivesとKey Resultsを年4回サイクルで運用しています。
OKRが機能するためには
メルカリでは早くからOKRを運用してきたからこそ、必要な機能するための条件が3つあると同社でプロダクトマネージャーを務める正木氏は言います。
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バリューの追求、共感
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逆算思考とボトムアップ
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学びの促進と向上心
これらの条件は、経営/マネジメント側と、メンバー側の双方が対の形式で認識することが、重要となっています。
OKRは組織学習を促進すると当社でも常々お伝えしていますが、同氏も運用する上で、失敗あるいは成功してから
「なんでそうなったか」と問いかけて、常に学びを得ていく姿勢が大事だと訴えています。
OKRは自社、自チームにあった改善が必要
運用方法、運用ツールなども同社では日々改善を重ねています。人事評価制度も当初はOKRと直結していたようですが、現在では変更されています。
OKRはマネジメントとコミュニケーションのためのツールです。成果を出すために自社、自チーム流に改善していかなければならないのです。そして、その改善活動こそが、組織、チームの学習を促進し、成長につながります。
参考記事
https://note.com/kengomori/n/n4dfda9c71c3e
https://engineering.mercari.com/blog/entry/20201209-f086bc2dfe/
https://www.motivation-cloud.com/hr2048/317
このコラムを書いたプロフェッショナル
奥田和広(オクダカズヒロ)
株式会社タバネル 代表取締役
ファッション・化粧品メーカー、コンサルティング企業などで勤務。取締役として最大 170 人の組織マネジメントに携わる。 自らのマネジメントと他組織のコンサルティグを経て、組織の力を束ねる目標管理「OKR」導入コンサルティングを行っています。

奥田和広(オクダカズヒロ)
株式会社タバネル 代表取締役
ファッション・化粧品メーカー、コンサルティング企業などで勤務。取締役として最大 170 人の組織マネジメントに携わる。 自らのマネジメントと他組織のコンサルティグを経て、組織の力を束ねる目標管理「OKR」導入コンサルティングを行っています。
ファッション・化粧品メーカー、コンサルティング企業などで勤務。取締役として最大 170 人の組織マネジメントに携わる。 自らのマネジメントと他組織のコンサルティグを経て、組織の力を束ねる目標管理「OKR」導入コンサルティングを行っています。
得意分野 | 経営戦略・経営管理、人事考課・目標管理、リーダーシップ、マネジメント、チームビルディング |
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対応エリア | 全国 |
所在地 | 大阪市北区本庄西 |
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