マネジャーの小さな行動が環境をつくる

こんにちは。石田淳です。
「行動を起こしやすくする」環境をつくる。
これがリーダー、マネジャーにとって非常に大切な仕事であるという
お話を前回させていただきました。
「環境づくり」というと、とても大がかりな取り組みに感じられる方も
いらっしゃるかもしれませんが、この取り組みは、決して難しいものではなく、
誰もが、どんな職場においても簡単に始められることです。
たとえば「誰もが報告、連絡、相談を行う環境」を築くために、どんな取り組みが必要か?
評価制度を見直したり、ペナルティを考える以前に
リーダー、マネジャーがすぐに行うことができる取り組みがあります。
それが「日々の声かけ」です。
行動科学マネジメントでは、部下とのコミュニケーションは
何よりも「頻度」が大事だと考えます。
これも難しく捉える必要はありません。
「毎日、部下一人ひとりに決まった回数、声をかける」ということを実践すればいいのです。
「部下との接触頻度を増やしましょう」
そう提案しても、「いや、それはもうできているんですよ」と
主張するマネジャー職の方は多くいらっしゃいます。
しかし実際に「1日のなかで、何回部下に声をかけたか?」を計測してもらうと……。
「今日はほとんど会話をしなかった」という事実に気づく方が意外と多いのです。
「頻繁に部下に声をかける」
もちろんこれは、部下と「親しくなる」ための行動ではありません。
コミュニケーションによって信頼関係を構築し、
職場を「何でも話せる場」にして、その結果、
報告、連絡、相談がスムーズに行われる「環境」ができるわけです。
「環境づくり」を難しく捉える必要はありません。
まずは「リーダー、マネジャーがすぐにできる行動」で取り組みを始めましょう。
このコラムを書いたプロフェッショナル
石田 淳
株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長
「教える技術・続ける技術」でおなじみ、行動科学マネジメント日本第一人者。精神論を一切用いない行動分析学を応用したマネジメントモデルが、各界から圧倒的支持を受ける。人材育成で苦境に陥った数多くの企業を再生、過去研修企業は1,000社を超える。

石田 淳
株式会社ウィルPMインターナショナル代表取締役社長
「教える技術・続ける技術」でおなじみ、行動科学マネジメント日本第一人者。精神論を一切用いない行動分析学を応用したマネジメントモデルが、各界から圧倒的支持を受ける。人材育成で苦境に陥った数多くの企業を再生、過去研修企業は1,000社を超える。
「教える技術・続ける技術」でおなじみ、行動科学マネジメント日本第一人者。精神論を一切用いない行動分析学を応用したマネジメントモデルが、各界から圧倒的支持を受ける。人材育成で苦境に陥った数多くの企業を再生、過去研修企業は1,000社を超える。
得意分野 | モチベーション・組織活性化、リーダーシップ、マネジメント、コーチング・ファシリテーション、チームビルディング |
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対応エリア | 全国 |
所在地 | 港区 |
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