オズビジョン、ITベンチャーが類を見ない勤務体系の実験を開始
「出勤0日でも給料が出る!?」「勤務時間も場所も休日も自由に決める!?」
完全自律型勤務は日本に定着可能か?
「出退勤、休日、勤務場所、勤務形態など、本来『管理するもの』、その全てを、本人の自主性に任せたら果たしてどうなるか?」。『真に実力を持つ人材は、働く時間や場所の制約をなくした方が、革新的な成果を生み出すはず』。有給休暇年間30日付与など各種の試みを実施してきた企業の次の挑戦をご紹介させていただきます。
株式会社オズビジョン(東京都千代田区:代表取締役 鈴木 良)は、主力事業として、あらゆるネットのお買いものをお得にするワンストップサービス=持たないポイントカードとして、インターネットメディア「ハピタス」を運営しております。
これまで、主力事業「ハピタス」を、本質的な顧客価値を持つものにするべく、組織強化のため各種の人事施策を大胆に実施してきました。たとえば、休日とは別に「年次有給休暇を30日、全正社員に付与する」といった施策を採り入れて参りました。
さて今後、新規事業の創出をはじめ、価値提供の領域を広げていくステージに踏み込んでいかせていただくにあたり、真のイノベーションを起こす組織体となる必要性から、個人の可能性を最大化させるための施策を継続的に模索して参りました。
政府が提唱する「ホワイトカラー・エグゼンプション」、あるいは企業が試みる「週休3日制」、「定時の17:00には全員帰宅」。様々な試みがなされる昨今の日本の労働形態。それでは、出勤日数、時間、場所など、様々な選択を、可能な限り社員の自主性に任せた時、社員は革新的な成果を生み出すのか。私たちの理想は実現できるのか。
「当社の社員に、制約を無くすことで怠惰になる者はいないと信じています。目指すべき働き方というものがあるならば、まずはトライアルしてみる決断を致しました。この試みは、決してお気楽な職場を生み出すものにはならないと考えています。勤務形態を問わないということは、成果に徹底的にコミットしてもらうということです。その点では、定時・本社勤務という形態よりも、責任を持つという意味では厳しく自己を律することが必要になると確信しています」と、当社代表の鈴木はコメントしています。
トライアル期間の終了は2015年11月末を予定しております。ITベンチャーをはじめとする働き方そのものを革新なさろうとする各企業様、そのような挑戦をご紹介なさりたいとお考えの報道機関の皆様に、トライアルの結果について、適切な機会にご報告申し上げたく存じます。
■具体的に実施すること
・最低労働時間の撤廃:たとえば1日の出勤・勤務が0時間でも欠勤扱いとしない。
・休日の自主選択:いつ休むのかは本人が決める。上長の承認も必要ない。※ただし法定休日は日曜日とし、原則日曜日は休みとする。
・固定給の保証:たとえば1カ月の出勤・勤務が0日であっても、契約した固定給、固定手当(通勤費等)は全額支払われる。
・遅刻・早退の撤廃:何時に出社しても、何時に退社しても遅刻、早退扱いはせず、賃金からの減額等はしない。
・勤務場所の指定の撤廃:オフィスでも、自宅でも、その他集中して仕事をする場として本人が定めた場所であれば、どこで仕事をしても勤務とみなす。
・自主申請:勤務時間や場所、休日等の各種申請は、インターネットによる管理システムに、自主的に入力すればそれで周知したものとする。
なお当社は、労働法第36条に定められる、いわゆる36協定を従業員代表と締結しており、時間外労働管理などについて、適切に管理しております。
さらにこの観点に基づき、勤務(仕事をする)の場合には、労働衛生管理上の必要性などから、インターネット上の出退勤管理システムに、勤務開始・終了時間等を入力し、長時間労働などの問題が発生しないように管理をしております。
今後毎月、このトライアルにおける課題やその解決などを、代表及び管理職全員による定期会議で議論してまいります。産休復帰社員をはじめとする全社員からの意見収集も進めてまいります。その内容は、お問い合わせ、ご要望に応じてご提供申し上げる所存です。その際には、弊社広報担当までご連絡くださいませ。
【本件に関するお問い合わせ先】
企業名:株式会社オズビジョン
担当者名:広報 風間
TEL:03-4500-6760
Email:pr@oz-vision.co.jp
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◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社オズビジョン http://www.oz-vision.co.jp/ /9月17日発表・同社プレスリリースより転載)