『世界を動かすエリートはなぜ、この「フレームワーク」を使うのか?』
(原田武夫:著)~日本企業の現場に足りないものは先を見通すスキル。
日本外交を飛び出しグローバルに活躍する著者が思考法を伝授~
「テロ」「為替」「デフォルト」「感染症の大流行」など、多くのリスクがすさまじいスピードで私たちを取り囲んでいます。「今日は昨日と同じ。明日も今日と同じ」ではなく、「今日は昨日とは違う。明日も今日とはまったく違う」という不確実性に直面した新しい現実の中で、的確に備え、動くことができるかどうかが、死活問題になっています。
―「なぜ日本人は常に受け身なのか?」
―「どうすれば日本人はフレームワークを提示することができるのか?」
この問題を抱き2005 年に外務省を自主退職した著者が、研究を重ねてたどりついた究極の思考の「フレームワーク(枠組み)」が「類推法」です。類推法は、「演繹法」「帰納法」と並んで西洋においては伝統的な「論理法」のひとつ。にもかかわらず、「類推法」は学校で学ぶ機会がありません。しかしこの類推法という「フレームワーク」こそ、実のところ世界を動かすエリートたちがありとあらゆるところで用いてきているもの。本書で解説する「類推法」という世界標準のフレームワークを体得すれば、グローバルな舞台でも先を見通すスキルが得られるはずです!
【内容紹介】
第1章今、ニッポンの会社で何が起きているのか
第2章 気づきをもたらす思考の「フレームワーク」とは
第3章 日本の知の巨人たちは類推法にたどり着いていたのか
第4章 不確実な未来を見通して行動するには
第5章 米欧のエリートはどのように思考し行動しているのか
第6章 世界を動かす思考のフレームワークを手に入れるには
【著者プロフィール】
原田武夫 (はらだ・たけお)
株式会社原⽥武夫国際戦略情報研究所代表取締役 (CEO)。
1993年、東京大学法学部在学中に外交官試験に合格、外務省に入省。大臣官房総務課を経て、アジア大洋州局北東アジア課課長補佐として北朝鮮班長を務める。2005年3月、外務省を自主退職。「すべての日本人に“情報リテラシー"を!」という想いの下、情報リテラシー教育を多方面に展開。マーケットとそれを取り巻く国内外情勢の調査・分析レポートを日々発信するとともに、日本各地でセミナーを開催。「サンクトペテルブルク国際経済フォーラム」等、多数の有名国際会議にパネリストとして招かれる。2015年よりG20を支えるグローバル・ビジネス・リーダーの会議体であるB20メンバー。
著書に『騙すアメリカ 騙される日本』 (ちくま新書)、『計画破産国家アメリカの罠』(講談社)、『アメリカ秘密公電漏洩事件――ウィキリークスという対日最終戦争』(講談社)、『世界史を動かす日本: これからの5年を迎えるために本当に知るべきこと』(徳間書店)など。その他、日独で著書・翻訳書多数。
『世界を動かすエリートはなぜ、この「フレームワーク」を使うのか?』
発行日:2015 年5 月18 日
定価:1.500 円+ 税
判型:46 判 並製
頁数:232 頁
ISBN:978-4-7612- 7084-1
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社かんき出版 https://kanki-pub.co.jp/pub/ /5月18日発表・同社プレスリリースより転載)