ISID、「POSITIVE」のタレントマネジメント機能を大幅拡充
~統合人事パッケージの最新版をリリース~
株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:釜井 節生、以下ISID)は、統合人事パッケージソフト「POSITIVE」の最新版(Ver.6.0)を2015年3月20日より販売します。最新版では、日本企業のグローバル人材活用を支援する「タレントマネジメント」モジュールを製品ラインアップに加え、より統合的な人事管理(人材マネジメント・人事・給与・就業管理等)を支援してまいります。
■最新版の特長■
(1)グループ全体の人材情報を横断的に可視化する機能(Global Career Master Mapping)を実装
日本企業のグローバル事業展開が加速する中、本社だけでなく国内外グループ会社を包含した企業グループ全体の人材情報を可視化し、人材の登用や配置、育成等を最適化する「グローバルタレントマネジメント」の重要性が高まっています。グループの人材情報を可視化するためには、グループ各社で人事体系が異なる場合、役職やスキル、資格などを企業グループ統一の指標に読み替えるための情報を定義する必要がありますが、グループ全社の人事体系をすべて網羅したグループ共通情報を定義するには、多大な時間と労力を要します。さらに、合併や分社という企業形態の変更や制度変更によるメンテナンスの負荷も課題となります。こうした企業の悩みに応えるべく、POSITIVE「タレントマネジメント」モジュールでは、利用者が人事体系を読み替えるための情報を柔軟に定義し、グループ内の人材情報を横断的に可視化できるGlobal Career Master Mapping(略称:GCMM)機能を備えています。例えば、「全拠点の本部長相当の人員をリストアップ」「該当地域内で特定のスキル保有者を参照」といったようにユーザ自身で求める情報の範囲や項目を定義し、参照することができます。
(2)「職能」と「職務」、両方の人材マネジメントに対応
日本企業の人材登用や評価において多くの場合、「職能」(人・能力)と「職務」(仕事・役割)の両視点のバランスが考慮されます。POSITIVE最新版では、この「職能」と「職務」の両面での人材管理機能を強化し、日本企業の複雑な人材マネジメントを支援します。例えば、現地法人設立を計画する際に、「職能」視点の人材検索に基づき候補者を絞り込んだ上で、求める職務に必要な能力が候補者に不足している場合には、必要な資格や教育内容を提示するといったことも可能です。
(3)タレントマネジメントと人事・給与業務のシームレスな連携
昨今、タレントマネジメントシステムを導入する企業は増加しつつありますが、人事・給与等の基幹人事システムが別システムの場合、システム連携するためのインタフェース開発や情報の二重入力が必要となることがあります。POSITIVEはタレントマネジメント機能と、人事・給与・就業管理機能等がシームレスに連携でき、効率的かつ迅速な人材マネジメントが可能となります。
ISIDは今後も、「POSITIVE」の機能・サービス拡充とともに、販売代理店との連携を含めたサポート体制の強化を図り、確かな技術とサービスで、日本企業のグローバル人材活用戦略を支援してまいります。
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(株式会社電通国際情報サービス http://www.isid.co.jp/ /3月12日発表・同社プレスリリースより転載)