三菱商事、女性のキャリア形成支援。在宅勤務制度の試験導入へ
三菱商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林 健)は4月から、仕事と子育ての両立をめざす女性社員を支援する制度を拡充する。在宅勤務制度を試験導入し、海外駐在のタイミングなどにも配慮する。同社は2006年から採用を増やした女性社員が結婚や出産の時期を迎え始めている。支援体制を整え女性の管理職登用などにつなげる。(日本経済新聞)
三菱商事では、2020年度までに女性管理職比率10%超を達成することを目標とし、人事部内に「女性活躍・ダイバーシティ室」を新設するなど、女性のキャリア形成と継続のための各種支援策を講じてきている。2014年3月3日には、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「なでしこ銘柄2014」に女性活躍推進に優れた企業として選定された。
今後の労働人口の減少を前に、女性のキャリア育成・登用が注目される中、各企業がさまざまな施策を進めている。女性活用への取り組みがどのように花開いていくのか。今後の動きに注目したい。
(『日本の人事部』編集部)