ディップ、「はたらこねっと」
扶養控除(配偶者控除)に関するユーザーアンケートを実施
扶養控除(配偶者控除)が廃止されたら「今よりも働きたい」が6割以上
「給料が低い」「家族のサポートがない」…など、主婦が“働けない理由”も明らかに
ディップ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼CEO:冨田英揮、以下 ディップ)は、人材派遣の求人情報サイト「はたらこねっと」において、「はたらこねっとユーザーアンケート–扶養控除(配偶者控除)編-」を実施しましたのでご報告いたします。
現在、女性の労働力を活用するため、政府で扶養控除(配偶者控除)制度の縮小・廃止が検討されています。
今回実施した調査では、扶養控除(配偶者控除)制度の縮小・廃止に関するユーザーの声を集めました。「はたらこねっと」では今後も動向調査を実施し、サービス向上に活かしてまいります
≪「はたらこねっと」ユーザーアンケート–扶養控除(配偶者控除)について-≫
■ 扶養控除(配偶者控除)が縮小・廃止されたら「今よりも働きたい」が62%
「扶養控除(配偶者控除)が縮小・廃止されたら、どのように働きたいですか?」という質問に対し、「現状の制度を大きく超えて働きたい」という回答が44%で最多となりました。「現状の制度を少し超えて働きたい」という回答18%を合わせると、合計62%が「今よりも働きたい」という意見でした。一方で「働く時間を減らしたい」という回答は8%でした。(Q1)
■ 働かない理由は「高い給与の仕事がない」「通える範囲でできる仕事がない」など
Q1の問いに対し、「今のままでいい」「働く時間を減らしたい」と回答した方に「働くことを妨げているのは何ですか?」という質問をすると、「高い給与の仕事がない」16%、「通える範囲でできる仕事がない」15%、「子供が一人にできる年齢に達していない」14%という意見が多く見られました。それらに続き、制度では解決できない「夫や家族のサポートがない」12%という意見も見られました。
◆ディップ株式会社「はたらこねっとユーザーアンケート
–扶養控除(配偶者控除)編-」
・ 調査対象:はたらこねっとユーザー
・ 実施時期:2014年4月10日~5月19日
・ 調査手法:インターネット調査
・ 有効回答数:851
≪その他調査結果≫
■ 46%が「扶養控除(配偶者控除)」内での就業経験あり
アンケートの結果、全体の46%が「扶養控除(配偶者控除)内で働いたことがある」と回答しました。パート就業者に限定すると、「配偶者控除内で働いている」・「扶養控除(配偶者控除)内で働いたことがある」の合計は67%となりました。
■扶養控除(配偶者控除)内での就業経験者は、46%が扶養控除(配偶者控除)の縮小・廃止に「反対」
扶養控除(配偶者控除)の縮小・廃止に関する質問に対し、全体の46%が「どちらともいえない」と回答し、最多となりました。一方で扶養控除(配偶者控除)内での就業経験者に限定すると「反対」が46%となり、働き方によって意見に違いが見られました。
■ 仕事探しの際「扶養控除(配偶者控除)内で働ける事」を重視するかどうかは働き方により違いが
仕事探しの際に「扶養控除(配偶者控除)内であることを重視していますか?」という質問に対し、全体の67%が「重視しない」と回答しました。一方で扶養控除(配偶者控除)内での就業経験者に限定すると56%が「重視している」と回答し、働き方により違いが見られました。
※ 当調査結果を引用・転載される際は 出典((「はたらこねっと」ユーザーアンケート–扶養控除(配偶者控除)編 -http://www.hatarako.net/ )の表記をお願いいたします
※ インターネットメディアへご掲載いただく場合、はたらこねっとTOPページ または、アンケート調査結果ページのURLを記載頂けますと幸いです
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(ディップ株式会社 http://www.dip-net.co.jp/ /6月25日発表・同社プレスリリースより転載)