オンユアマーク、「1DAY出向研修の香り」の提供を開始
~研修で得た体験や気づきを、嗅覚を通じて脳に記憶させる
“プルースト効果”を利用。研修効果の持続をはかります~
人事のR&D推進事業を手がける有限会社オンユアマーク(所在地:東京都世田谷区 取締役社長:井上幸一郎、以下オンユアマーク)は、7月より提供を開始した法人向けの新たな研修サービス「1DAY出向研修」における新たな試みとして、「1DAY出向の香り」をプロデュースし、販売を開始いたしました。
【1DAY出向研修とは】
1DAY出向研修(以下、1DAY出向)とは、1日間、今の自分の仕事とは全く異なる仕事を体験し、人と出会い、その体験や出会いをシェアすることで、様々な気づきや効果を得よう、という主旨の研修プログラムです。キャリアリフレクション、リーダーシップ開発、業務改善、新商品開発促進などの効果を狙う各種プログラムは、「事前ワーク」「出向体験」「事後研修」の3つから構成されています。
【1DAY出向研修の香りとは】
「1DAY出向研修」は通常の座学・インプット型研修ではなく、未知の業種・職業人たちとの出会いや体験を通じて、本来自分自身に備わっていたモチベーションを取り戻し、仕事観をリフレクションするという狙いを持った体験型研修です。そのため、体験を振り返るためのフィードバック研修が用意されています。
今回当社では、フィードバック研修が終わったその後も、出向体験で得た刺激や発見が受講者によみがえる仕組み作りとして、嗅覚と記憶の関係性に着目しました。
記憶や感情のコントロールは、大脳辺縁系(海馬・扁桃体など)と呼ばれる古い脳の部分でおこなわれていて、ここは“情動脳”とも呼ばれています。扁桃体という部分(過去の感情記憶が蓄積されている脳の一部)は、ドーパミンやアドレナリンなどのホルモンを分泌して、記憶や感情の働きに大きく関わっています。扁桃体(へんとうたい)が活性化されるのは、嗅覚刺激であることが分かっています。嗅覚と記憶や感情の活動を行う部分が同じ大脳辺縁系にあるため、特定の香りによって特定の過去の記憶が甦ることが起きます。これは心理学用語で「プルースト効果」と呼ばれています。
この機能を利用して、「1DAY出向研修」の期間中に「1DAY出向の香り」を身につけることで、出向体験を記憶の「アンカー」として脳にインプットします。そしてフィードバック研修時、また数ヶ月後の振り返りワークのタイミングで香りを利用した、より鮮明な刺激と発見のアウトプットが可能となります。具体的には、数か月後に香りがついたポストカードをお送りする、などして、定期的に「1DAY出向」の記憶をリマインドし、研修効果を最大化することを狙いとしています。
「1DAY出向の香り」は、メディカルアロマの企画・販売を手がける SEROL によるプロデュースにより誕生しました。ラベンダー・スーパー、オレンジ・ビター、ユーカリラディアータの3種をブレンドした、「チャレンジ」に相応しい、とても前向きで爽やかな香りです。
【出向先について】
仕事旅行社との業務提携により、同社の提供する職業体験イベント「仕事旅行」の旅先としてラインナップされている60種以上の職種への出向がサービス開始当初から可能となっています。以下は出向先の一例です。
・ブランディングディレクター
・日本語教師
・神主
・大工
・盲導犬歩行指導員
・バイヤー
・枕職人
・バリスタ
他 多数
【1DAY出向研修プログラムについて】
サービス開始時において、以下のプログラムの提供をいたします。
プログラムは、随時追加されていきます。
・キャリアリフレクションプログラム
・リーダーシップ開発プログラム
・顧客体験プログラム
・新商品企画プログラム
・バリューチェーン体感プログラム
・セカンドキャリア発見プログラム
・職種転換トライアルプログラム
・業務改善プログラム
※各種プログラム、サービス詳細については、専用WEBサイトにてご確認いただけます。
本サービスでは、今後とも良質な出向先の拡充に努め、既存の研修では得られない「体験」「出会い」を通じて気づきを得るという「新しい学びのスタイル」を追求し、より価値の高いソリューションとして確立してまいります。「外資系企業で働く」「NPOで働く」「ユニークな制度をもった会社で働く」など、新たな切り口を順次展開し、プログラムとして展開・提供してまいります。
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(有限会社オンユアマーク http://www.onyourmark.co.jp/ /10月10日発表・同社プレスリリースより転載)