インテリジェンス、転職サービス「DODA（デューダ）」調べ
2013年9月 転職求人倍率 1.28倍
求人数、転職希望者数ともに過去最多更新 景気好転による需要拡大目立つ
株式会社インテリジェンス（本社：東京都千代田区、代表取締役兼社長執行役員：高橋広敏）が運営する転職サービス「DODA（デューダ）」は、2013年9月の転職求人倍率をまとめた「DODA 転職求人倍率レポート」を発表しましたのでお知らせします。
転職求人倍率は、ホワイトカラー層を中心とした転職マーケットにおける需給バランスを表すもので、DODA転職支援サービス登録者（転職希望者）1名に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です。
＜算出式：転職求人倍率＝求人数（採用予定人員）÷転職希望者数＞
■2013年9月の概況
2013年9月の求人倍率は、前月から‐0.02ポイントの1.28倍。求人数は前月比+3.0％、前年比+25.2％となり、4カ月連続で調査開始以来の最多記録を更新しています。転職希望者数も過去最多を更新し、前月比では+4.5％、前年比では+35.5％と高い伸びを示しています。
業種別では「IT／通信」（2.23倍、前年比-0.15pt）の求人倍率が最も高く、「メディカル」（2.21倍、前年比-0.10pt）、「サービス」（1.65倍、前年比+0.13pt）と続きます。職種別では「技術系（IT／通信）」の2.45倍（前年比-0.19pt）に次いで、「技術系（建築／土木）」（2.16倍、前年比+0.02pt）、「専門職」（1.88倍、前年比+0.45pt）となっています。
ほとんどの業種・職種で前年比、前月比ともに求人数が増加しています。今年度に入ってからニーズの高い状態が続いている営業職（前年比+45.5％）を中心に、採用条件を緩和するケースも見られており、転職希望者にとってチャンスが広がっています。
また、9月は特に「商社／流通」（前月比+14.9％）や「メディア」（前月比+9.5％）の伸びが目立ちました。景気好転による消費・生産活動の活発化にともない、「商社／流通」では営業やマーケティング職の採用が活発化しています。「メディア」では、インターネットビジネスの拡大を背景に、Web制作会社や、インターネット広告会社などで、営業やディレクターの求人が増えています。そのほか、広告投資を拡大する企業が増えたことで数十名規模の募集をする大手広告代理店も見受けらます。
※DODAサイトでご覧いただける「DODA転職求人倍率レポート」では、詳細なデータや考察を掲載しております。
※調査は2008年より行っております。過去のデータをご覧になりたい場合は、広報部までお問い合わせください。
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
（株式会社インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ ／10月15日発表・同社プレスリリースより転載）