ビズリーチ、平均年収1000 万円超のビジネスウーマンが選ぶ
「女性が働きやすい企業」に関するアンケート実施
1位 資生堂、2位P&G、3位 ベネッセ
~女性管理職の登用も多く、制度が浸透している企業が上位に~
会員制の転職サイト「ビズリーチ」などインターネット事業を企画・運営する株式会社ビズリーチ(所在地:東京都渋谷区代表取締役:南壮一郎)は、ビズリーチ会員である女性のビジネスパーソン463人に、女性が働きやすい企業に関してアンケートを実施しました(回答者は平均年収1060万円、平均年齢43歳、女性ビジネスパーソン)。その結果、「女性が働きやすい企業」のベスト3は、1位資生堂、2位P&G、3位ベネッセで女性管理職の登用が進んでおり、女性が活躍するための制度が浸透している企業が上位を占めました。また、日本IBMやジョンソン・エンド・ジョンソンなどダイバーシティへの取り組みが日系企業より進んでいる外資系企業が上位10位中4社という結果になりました。
■平均年収1000万円超のビジネスウーマンが選ぶ
女性が働きやすいと思う企業ランキングベスト10
Q:女性が働きやすいと思う企業を3社挙げてください。(※各回答者が回答をした3社を合計)
1位:資生堂
2位:P&G Japan
3位:ベネッセコーポレーション
4位:日本IBM
5位:ワコール
6位:公務員(大学職員含)
7位:リクルートホールディングス
8位:Google
9位:ジョンソン・エンド・ジョンソン
10位:日産自動車
(※株式会社などは省略)
その企業を選んだ理由(フリーコメント抜粋)
1位<資生堂>
・既に女性役員が生まれている上、女性の意見を取り入れようとしている。(50代・運輸/部長クラス)
・役員の理解が浸透していると思う。(50代・メーカー/部⻑クラス)
2位<P&GJAPAN>
・子供を持つ女性管理職が多いイメージがある。合理的に仕事をしようとする雰囲気を感じる。(30代・メーカー/係長クラス)
・女性が活躍する組織づくりに対するコミットメントをトップがはっきりと出しているから。(40代・メーカー/課長クラス)
3位<ベネッセコーポレーション>
・女性のライフステージの変化に対応できる働き方が環境として用意されているイメージがある。(40代・マスコミ/役員クラス)
・育児休業やパートナーの転勤時にも柔軟に仕事や職場環境を変えてくれる制度が整っており、かつその制度が十分に浸透している。(40代・金融コンサルティング/係長クラス)
上位にランクインした外資系企業の理由
4位<日本IBM>
・女性だから、ではなく個人個人を非常に尊重する、真のダイバーシティが草の根レベルで根付いているため。(20代・マスコミ)
9位<ジョンソン・エンド・ジョンソン>
・様々な制度があるだけでなく、業績を能力と成果で評価する企業文化ができているため。(40代・IT/部長クラス)
【株式会社ビズリーチ代表取締役 南壮一郎コメント】
「ビズリーチ会員であるビジネスウーマンに調査したところ、女性が働きやすい企業として女性管理職の登用割合が多い企業が上位を占めました。国内の企業では役員や課長クラス以上の管理職に就く女性の占める平均は11%程に対して、上位3社は25%以上と倍の割合を占めます。既に数字として見て取ることが出来、優秀な女性に長期的に活躍してもらうための環境が整備されていることが評価されたものと思われます。また、上位10社のうち外資系企業4社がランクインしているのは、外資系企業は日系企業よりもダイバーシティへの取り組みが進んでいるケースが多いためと思われます。安倍政権は、アベノミクスの成長戦略の一つとして女性の活用を打ち出し、2020年度までに指導的地位に女性が占める割合を30%以上とするという目標を掲げており、女性活用はどの企業にとっても命題となっています。その実現のためには、どの業界でも女性が働きやすい環境を整備することが急務ではないでしょうか」
■調査概要
・実施期間:2013年7月22日~7月25日
・対象:ビズリーチ会員の女性のビジネスパーソン/463名
・年齢:20代4%、30代25%、40代49%、50代20%、60歳以上2%
(株式会社 ビズリーチ https://www.bizreach.jp /10月8日発表・同社プレスリリースより転載)