リクルートワークス研究所、「雇用の現状」-季刊版2013年夏号-
リクルートワークス研究所は雇用の現状(季刊版)2013年夏号を発表しました。
2013年4-6月期における完全失業者は、前年同時期より23万人減少し277万人になった。完全失業者のうち、非自発的な離職は14万人減少の95万人、自発的な離職は7万人減少の98万人である。完全失業率は4.2%と同年2013年1-3月期より0.1ポイント減少している。
2013年4-6月期の有効求人倍率は0 90倍と、2013年1-3月期より0 05ポイント上昇している。その背景は、求職者が減少し求人数が増加していることがある。2013年4-6月期の求人広告件数を見ると、対前同時期比+21.0%と2ケタのプラス傾向が続いている。また、内閣府発表の雇用の先行き判断DIにおいて、2013年以降は一環として景況感が横ばいを示す50を下回っていたが、先行き判断DIは2013年4月を境に減少に転じており、先行きの雇用の見通しに足踏み状態が見られる。
2013年6月における所定外労働時間は、前年同月より+2.0%であるのに対し、製造業は前年同率となっており、業種によって差がみられる。
◆詳細はこちらから
(株式会社リクルートホールディングス リクルートワークス研究所 http://www.works-i.com/ /8月19日発表・同社プレスリリースより転載)