業界初! iPadを用いた面接評価フォーマット
パフ、「Good Assessor」提供開始
新卒者の就職・採用支援の株式会社パフ(東京都中央区、代表取締役社長 釘崎清秀)ではこのたび、これから本格化する企業・団体等の新卒採用選考に供するため、iPadを用いた面接評価表、「タブレット版パフ式面接評価フォーマット」(商品名:Good Assessor)をリリースしました。
iPad等タブレット端末の画面に、応募者(被面接者)の能力や態度等に関する評語(短文)を40項目ランダムに列挙しておき、面接者(面接官)が確信のもてる項目にチェックを入れていく(画面にタッチしていく)というものです。
そしてチェックを入れた直後に、「学習する力」「思考する力」「行動する力」「協働する力」というビジネスパーソンに求められる4つの能力尺度について、選択項目数(各能力尺度最大10項目)と選択された具体的項目(および選択されなかった項目)が表示される仕組みとなっています。
これはプロブスト法(人物明細書法)と呼ばれる人事考課手法を採用面接評価に応用したもので、ハロー効果(ある一面の印象で他の面の評価も引きずられてしまう評価エラー)や論理誤差(事実を確認しないで、一つのことから関連付けて他も推論で評価してしまう評価エラー)、中心化傾向や寛大化傾向(その逆の厳格化傾向)といった、従来の評定尺度法(レイティングスケール:各評価要素の記述に関してその程度を3ないし7段階でチェックする方法)において発生しやすい評価エラーを防止する効果があります。
また従来は、面接者が面接評定表に記入する負荷がけっして小さくはありませんでしたが、この方法によれば画面にタッチ入力するだけで人物特徴が表示されることから、面接者の負荷軽減につながると同時に、共通言語で人物特徴が浮き彫りになり、面接者同士による評価のすり合わせも容易になります。
さらには各種の集計や分析もしやすくなり、適性検査の尺度別得点との関係分析や入社後の適応・活躍状況との関係分析などを実施することによって、採用選考活動がさらに効果的に行われるようになることが期待されます(面接データはすべてサーバーでDB化されており、PCの管理画面にて検索・抽出することが可能。就職ナビ等の管理システムとのデータ連携も可能です)。
さらに、副次的には紙資源の節約にもつながり、環境にやさしい採用選考活動を展開することもできます。
なお、顧客企業等において独自の能力尺度を用いた面接評価フォーマットを希望される場合には、その能力尺度を測るための項目の設計作成をコンサルティングサービスとして提供いたします。
すでに大手企業への導入も決定しており、新卒採用面接のピークである2013年4-6月期では、50社への導入を見込んでいます。
価格は基本価格(年額)が20万円(税別)、プラスして面接人数(面接官×被面接者)に応じて月額課金する従量制の価格体系となっています。今シーズンはリリース初年度につき、4月までの導入企業には基本価格5万円(税別)で提供することになっております。
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社パフ http://www.puff.co.jp/ /1月25日発表・同社プレスリリースより転載)