相模女子大とハローワークが合同就職面接会を共催、
地元中小企業22社が参加
2013年1月15日、相模女子大とハローワーク相模原の共催で、地域の就職希望者を対象とした「合同就職面接会」が開催された。対象は今春の卒業予定者および既卒者。他大学の学生も対象とした就職面接会は同女子大でも初の試みで、当日は約100名の就職希望者が参加した。
近年、学生の「大手企業志向」が報道されているが、ここへきて、将来を見据えた慎重な就職を叶えるため、社風や入社後のキャリアを重視し、中堅・中小企業にまで視野を広げる学生が増えている。一方で、中堅・中小企業の情報を十分に得られる場は少ないのが実情だ。
今回のような合同就職説明会は、中堅・中小企業の担当者が学生に自社の特徴やアピールしたい点を直接伝えることができる。学生側にとっても、求人票やインターネット上だけではわからない企業の魅力を知ることができるのは貴重な機会だろう。新卒採用において問題となっている企業と学生のミスマッチ、また、それによる入社後の早期離職を防止する意味でも、このような取り組みは今後注目を集めそうだ。
『日本の人事部』編集部