日経HR、「都内の大学・大学院生の就職活動」に関する調査結果を発表
日本経済新聞社の子会社で、就職・転職情報サービスを行う日経HR(千代田区神田鍛冶町、社長:和田昌親)は、都内の主要な大学・大学院に通う2013 年3月卒業予定者を対象に、「就職活動に関するアンケート」を実施。529 人から回答を得た。
■ 行きたい業界…「商社」、行きたくない業界……「フードサービス」
「行きたい業界」の1位は昨年に続き「商社」でした。支持率は28.5%(昨年は29.2%)で、約3人に1人が志望業界に挙げています。2位には「食品(27.8%)」、3位には「銀行(21.4%)」が入りました。一方、行きたくない業界は、「フードサービス」が17.8%でトップでした。
■ エントリー時の重視点……「福利厚生」が大幅に上昇
1位「業務内容」(昨年比14.5 ポイント減)、2位「将来性」(同2.0 ポイント減)、3位「福利厚生」(同10.5 ポイント増)と、「業務内容や知名度にこだわる余裕はない」という学生の心情を反映した結果となりました。「福利厚生」が昨年よりも大幅アップしたのは、失業率や年金制度問題などの社会不安を如実に反映した結果といえるのではないでしょうか。
■ 就活で不安に思うこと……1/4の学生が「面接」と回答
就職活動で不安に思うことを尋ねたところ、上位から「面接」「エントリーシート」「業界知識」という順となりました。中でも、「面接」と「エントリーシート」に不安を感じている学生は、全体の70%を超えました。
■ 保護者に頼る?……9割の学生が保護者との相談を望む
今後の進路や就職活動について保護者と相談したか、または、今後相談をする予定があると回答した学生は7割。状況に応じて相談したいと回答した学生は約2割でした。
【 調査概要 】
調査方法 : インターネットによるアンケート調査
対象者 : 都内の主要大学・大学院に通う2013 年3月卒業予定者
日経就職ナビ2013 の会員
回答者数 : 529 人
調査期間 : 2011年11月18日~11月28日
◆ 本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社日経HR http://www.nikkeihr.co.jp/ /12月13日発表・同社プレスリリースより転載)