インテリジェンス、愛知県にて農業人材育成事業を実施
~県内就農人口の減少・高齢化が深刻 失業者の新たな就業機会を創出~
求人情報サービス「an」、転職サービス「DODA」などを手がける、総合人材サービスの株式会社インテリジェンス(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:高橋広敏)は、愛知県にて、「農業人材育成事業」を受託したことを発表いたします。
この事業は、愛知県の「緊急雇用創出基金」を活用し実施するもので、就農に興味のある失業者に対し、必要な知識の習得、資格取得とともに、農業法人での実習を通じて、将来の愛知県の農業の担い手となる人材の育成と就業を支援するものです。インテリジェンスではこの事業で失業者35人を受け入れる予定です。
■実施内容
~失業者35人をインテリジェンスにて雇用 研修、農業実習を通じて就農支援
インテリジェンスにて失業者を約5カ月間雇用し、植物生理学、土壌、肥料といった農業の基礎のほか、農業経営、マーケティングなど必要とされる知識を習得する研修を実施。さらに、愛知県内の農業法人での実習や、その後の就職相談・斡旋を通じて、農業法人での正規雇用化も含めた就職支援を実施します。
スムーズな就職に向け、専門員による個別就農相談を行うほか、大型特殊車両免許、農業技術検定など、求められる資格の取得支援も実施。また就業先は、農業実習を行った農業法人だけでなく、愛知県内の農業求人情報の提供や、先進的農業法人の見学なども企画し、より幅広い就業機会を提供します。
雇用期間中は、賃金(15万円/月)と交通費が支給されます。参加希望者は、インテリジェンスが実施する説明会/選考会への参加が必要となります。9月中に選考を終え、10月から、研修を開始します。
■実施背景
~就農人口の減少とともに、高齢化が深刻に
2010年の愛知県の農業就業人口は約7万7,000人で、2005 年に比べ2割減少しており、うち65 歳以上の占める割合は59.0%と2005年に比べ4.1 ポイント増加(愛知県「農業の動き2011」)。就農人口の減少とともに高齢化が進んでおり、新たな農業の担い手が求められています。
一方で、環境や食の安全などの社会的な意識の高まりやライフスタイルの多様化をうけ、近年、農業を仕事にしたいと考える人が増えています。しかし未経験から農業に挑戦できる機会は限られており、新たな担い手を求める農業事業者と、未経験で就農を希望する求職者を結びつける施策が必要とされています。
インテリジェンスは今回の事業を通じ、国や自治体で実施する雇用創出事業での幅広い実績や、全国展開している人材紹介、人材派遣、求人情報サービスによる就業者支援のノウハウを活かし、愛知県の農業活性化とともに、より多くの就業機会の創出に貢献していきます。
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
(インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /8月10日発表・同社プレスリリースより転載)