ヘイズ、関西地域にて求人件数が 80%、求職者数が70%増加
人材紹介会社のヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:クリスティーン・ライト、以下ヘイズ・ジャパン)は、2011年2月から7月までの期間に関西地域における登録求人件数が80%、また求職者数が70%増加したと発表しました。
ヘイズ・ジャパンでは、現在、人材は東京一極集中ではなく、日本全域にわたり再分配されており、その結果、日本の職場の様相がかわりつつあると分析しています。さらにヘイズ・ジャパンが今年行った調査では、3月に発生した震災とその影響により、5社に1社が人材の配置方法をかえていることが明らかになりました。また、およそ4社に1 社(28.5%)が東京に人材を集中させるのではなく、日本全域にその基盤を構築していると回答しました。
ヘイズ・ジャパン代表取締役のクリスティーン・ライトは次のように述べています。
「今回行われた調査結果が人材の再分配を大きく裏付けるかたちとなったといえるでしょう。そしてその傾向は関西地域において特に顕著に現れています。同地域では2月から7月までの5ヶ月間登録求人件数が大幅に上昇しました。求職者は次の就業機会として海外や、関西地域も視野に入れています。また求職者は、新卒者だけで構成されているのではなく、転職希望者も、求職者数全体においてかなりの割合を占めています。これらの転職希望者は終身雇用の概念を持ち合わせておらず、中途採用で転職することを選んでいます。関西地域での機会に非常に興味を持っており、東京以外の土地でキャリアを積むという概念を受け入れているのです」。
ヘイズ・ジャパンでは今後も中途採用で転職した人材の調査を通して、転職者の動向を調べていく予定です。
(ヘイズ・スペシャリスト・リクルートメント・ジャパン株式会社 http://www.hays.co.jp/ /8月31日発表・同社プレスリリースより転載)