平成22年度新卒者内定取消し状況まとめ
~556人が内定取消し、3社の企業名も公表~(厚生労働省)
厚生労働省は、このほど、本年3月に大学や高校などを卒業して4月に就職予定だった人のうち、内定を取り消されたり、入職(入社)時期が延期(繰下げ)となった人の状況をまとめました。内定を取消した企業のうち、3社については企業名も公表します。
内定の取消しや入職時期の繰下げを行う場合、事業主はハローワークに通知する必要があり、今回の取りまとめはそれらを集計したものです。企業名の公表については、内定取消しが「事業活動縮小を余儀なくされているとは明らかに認められない」などの場合に、求職活動をする学生の適切な職業選択に役立つよう、厚生労働大臣が実施できることになっています(「職業安定法」施行規則)。
<採用内定取消し、入職時期繰下げ状況>
◆ 内定取消しとなった学生・生徒数 556人(179事業所)
◇ うち震災の影響によるもの 427人(126事業所)
※ 内定取消しとなった人のうち、280人は6月末までに新たな就職先を確保しています。
◆ 入職時期繰下げとなった学生・生徒数 2,472人(287事業所)
◇ うち震災の影響によるもの 2,472人(287事業所)
<企業名公表事案>
・有限会社 宇都宮物産
(青果物卸小売販売業ほか、本社:愛媛県西予市)
・株式会社 井上商会
(機械部品販売、本社:福岡県北九州市)
・株式会社 エス・アイ教育綜合センター
(総合進学塾、本社:佐賀県武雄市)
(注)数値は7月末現在のもの
○ セット版(PDF:265KB)
◆ 詳しくはこちらをご覧下さい。
(厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/ /8月5日発表・報道発表より転載)