テンプスタッフプラス、建築設備管理サービス強化
~人材派遣活用によりビル管理コスト削減への解決策を提示~
夜勤オフィスワークの人材サービスのテンプスタッフプラス株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:北野浩)では、オフィスビルや商業施設での建築設備管理関連サービスへの人材需要に対応するため、7月より首都圏を中心として建築設備管理の人材サービスを本格的に強化します。これにより、同市場における人材派遣活用導入を促し、弊社の第二の事業支柱として成長させてまいります。
オフィスビルやマンション、商業施設などでは空室率の増加と賃料の減少を背景に、建物の付加価値および収益力向上のため、ビル管理コスト減額を含めた経営努力が求められています。管理コスト動向調査では、管理外注企業の48.6%、自社管理企業の46.4%が管理費の減額に努めると回答(※1)しており、サービス向上のため増額もやむを得ない5.9%(外注)、12.6%(自社)を大きく超えるなど、管理コストの削減が求められています。
また、2009 年度ビルメンテナンス業界市場規模は前年度比2.7%増(※2)です
が、物件管理解約リスクも踏まえ、今後、管理コストの80%以上を占める人件費(※3)も含めたコスト削減のため、社員活用から人材派遣や紹介予定派遣など柔軟な人材配置が進むと予想されます。
このような状況を受け、弊社では7月より首都圏のビル管理会社を中心とし建築設備管理の人材サービスを強化してまいります。建築設備管理サービスにかかわる人材は、電気工事士、危険物取扱者、ボイラー技士などの資格を有した専門性の高い技術者が中心となるため、同事業強化は、テンプグループ中期事業戦略に掲げる専門性への積極展開の実践につながります。また、建築管理従事者に対する企業のニーズは、実務経験のある即戦力を求められるため、ビル管理会社退職後の中高齢者の新たな就労機会としても期待できます。
弊社では、2002年より夜勤オフィスワークの人材サービスに特化しサービス提供してまいりました。このたびの建築設備関連サービス強化により同市場での人材派遣サービス活用導入を推進することで、2012年度250名の稼働を見込んでおり、夜勤を超える第二の事業支柱として成長させてまいります。
(※1) ~(社)日本ビルヂング協会連合会調べ「ビル実態調査平成22年度版、2011年3月管理コストの動向意識調査」より~
(※2) ~2009年度ビルメンテナンス業界売上:3兆5,654億円(前年度比102.7%)~全国ビルメンテナンス業界調べ査結果2010」より~
(※3) ~全国ビルメンテナンス協会「ビルメンテナンス情報年鑑-2010」より~
■ サービス概要
オフィスビルやマンション、商業施設などで、空調・消防・防犯・搬送設備の運転や点検・整備に携わり、電気工事士、危険物取扱者、ボイラー技士などの有資格の技術者を提供する人材サービス。
人材派遣、紹介予定派遣、人材紹介など柔軟な人材配置を提案。
サービス地域 : 首都圏
サービス概要 : 建築設備管理の人材サービス
1) 人材派遣
2) 人材紹介
3) 紹介予定派遣
就業人材 :
有資格(電気工事士、危険物取扱者、ボイラー技士など)でオフィスビル、マンション、商業施設などの建築設備を管理する技術者
◆ 本リリースの詳細はこちらをご覧ください。
(テンプスタッフ株式会社 http://www.tempstaff.co.jp /7月22日発表・同社プレスリリースより転載)