ハローワークを通じた障害者の就職件数、5万件を超え、過去最高平成22年度・障害者の職業紹介状況等(厚生労働省)
平成22年度・障害者の職業紹介状況等
厚生労働省は13日、平成22年度の障害者への職業紹介状況をまとめましたので、公表します。
ハローワークを通じた障害者の就職件数は、雇用情勢が厳しいにもかかわらず、平成21年度の45,257件から大きく伸び、過去最高の52,931件(対前年度比17.0%増)となりました。
就職率も39.9%(同3.9%増)と、平成18年度以来、4年ぶりにプラスに転じました。
◎ポイント
○ 精神障害者の就職件数が大きく伸び、初めて知的障害者を上回った。
精神障害者14,555件(対前年度比3,626件、33.2%増))知的障害者13,164件(対前年度比1,724件、15.1%増))
○ 新規求職申込件数は132,734件で、同6,846件、5.4%の増。特に、精神障害者の申込件数が39,649件(同6,372件、19.1%の増)と大きく増加している。
○ 産業別でみると、医療・福祉(10,483件)、製造業(8,773件)、卸売業・小売業(8,754件)での就職件数がそれぞれ増加した。
○ 解雇者数は1,333人で、平成21年度の解雇者数を1,021人(同43.4%減)下回った。
◆ (PDF:KB)
厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp/ /5月13日・報道発表より転載