毎日コミュニケーションズ、今年の新入社員は「人間関係を第一に考え、自分も尊重してほしい」傾向に~『2011年マイコミ新入社員意識調査』を発表
~ 社会人生活に7割以上が「期待」、仕事上で一番重要なのは「良好な人間関係」 ~
株式会社 毎日コミュニケーションズ <以下、マイコミ>(本社:東京都千代田区、社長:中川信行)は、2011年4月入社の新入社員を対象とした「2011年マイコミ新入社員意識調査」の結果を発表しました。本調査は、マイコミ実施の新入社員研修に参加した各企業の新入社員984名に、新入社員の意識(自分自身・仕事環境・キャリア)についてのアンケートを初めて実施し、まとめたものです。概要は以下の通りです。
<調査結果の概要>
■ 【自分自身・仕事環境】今、会社で発揮できる力は「物事に進んで取り組む力」、これから必要だと思う力は「自分の意見をわかりやすく伝える力」がトップ。社会人生活に対して73.9%の新入社員が“期待”
『あなたが今、会社で発揮できる力はどんな力だと思うか』(複数回答可、最大3つまで)を聞いたところ、1位が「物事に進んで取り組む力」(63.3%)、2位は「相手の意見を丁寧に聞く力」(59.9%)、3位に「社会のルールや人との約束を守る力」(53.8%)となった。一方、下位3位には「ストレスの発生源に対応する力」(6.7%)「課題解決のプロセスを明らかにし準備する力」(7.2%)「新しい価値を生み出す力」(7.5%)が並んだ。また、『これから必要だと思う力はどんな力だと思うか』(複数回答可、最大3つまで)を聞いたところ、「自分の意見をわかりやすく伝える力」が53.0%で1位となり、2位に「他人に働きかけ巻き込む力」(38.1%)、3位は「新しい価値を生み出す力」(37.8%)となるなど、自分の意見や考えを積極的に周りに発信していく力が社会人にとって必要だ、と新入社員は感じているようだ。
『社会人生活に対する期待度』という問いに対しては、「かなり期待している」「どちらかといえば期待している」があわせて73.9%となり、新入社員の多くが社会人生活に対して期待していることがわかった。
(1) 「今、発揮できる力」「これから必要だと思う力」は?
(2) 社会人生活に対する”期待度合い”
■ 【キャリア】社会人として仕事をしていく上で重要だと思うことは「良好な人間関係」が約7割で最多。理想の上司像は、「指示・指導が的確」「よくアドバイスをくれる」「相談にのってくれる」が上位
『社会人として仕事をしていく上で重要だと思うこと』(複数回答可、最大3つまで)を聞いたところ、「良好な人間関係」が69.8%で1位、2位が「挑戦」(46.2%)、3位が「楽しさ」(43.8%)という結果となった。一方で、「報酬」「成功、評価、地位」は3割を切る結果となり、報酬や地位はあまり重要視されていないことがわかった。次に、『理想の上司像』(複数回答可、最大3つまで)を聞いたところ、1位が「指示・指導が的確な上司」(67.8%)、2位が「よくアドバイスをくれる上司」(47.8%)、3位が「相談にのってくれる上司」(45.4%)という結果となり、さらに『先輩にはどのように接してほしいか』を聞いたところ、「優しく接してほしい」「どちらかといえば優しく接してほしい」があわせて80.9%と、「優しく接してほしい」思いが強いことがわかった。この結果から、2011年の新入社員は、「人間関係を第一に考え、自分も尊重してほしい」という傾向にあることがうかがえる。
また、『外国で働きたいと思うか』と聞いたところ、「どの地域でも働きたい」「地域、国によっては働きたい」の合計が64.0%となった。
(3) 社会人として仕事をしていく上で重要だと思うこと
(4) 理想の上司像
(5) 先輩にはどのように接してほしいか
(6) 外国で働きたいと思うか
【 2011年マイコミ新入社員意識調査 概要 】
○ 調査期間/2011年3月31日~2011年4月8日
○ 調査方法/記入選択式アンケート調査
○ 調査対象/新入社員研修(マイコミ実施)に参加した新入社員 984名
※ 調査結果の詳細はマイコミ研修サービスHPで公開しています
◆本リリースの詳細はこちらをご覧下さい。
株式会社毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp/ /4月28発表・同社プレスリリースより転載