毎月勤労統計調査 平成22年分結果速報(厚生労働省)
厚生労働省は、2011年2月1日、「毎月勤労統計調査 平成22年分結果速報」を発表した。
1.賃金
平均月間現金給与総額は、前年比0.5%増の317,092円となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.3%増の263,284円、所定内給与は0.2%減の245,098円、所定外給与は9.1%増の18,186円、特別に支払われた給与は1.5%増の 53,808円となった。実質賃金は、前年比1.4%増となった。
2.労働時間
平均月間総実労働時間は、前年比1.4%増の146.2時間と、4年ぶりの増加となった。総実労働時間のうち所定内労働時間は0.7%増の136.2時間、所定外労働時間は8.9%増の10.0時間となった。製造業の所定外労働時間は、32.3%増の13.9時間となった。 なお、年間の総実労働時間は1,754時間(規模30人以上では1,634時間)となった。
3.雇用
常用雇用は、前年同月比0.3%増と7年連続の増加となった。このうち、一般労働者は0.3%減、パートタイム労働者は2.1%増となった。
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厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp//報道発表より転載