新規学校卒業予定者の厳しい就職環境を踏まえた就職支援の強化~文部科学省・経済産業省と連携し、未内定者の就職支援を強化します~(厚生労働省)
新規大学卒業予定者等の就職環境が非常に厳しいことを踏まえ、本日、「新卒者雇用・特命チーム」が開催されました(別紙1)。
この中で、厚生労働省・文部科学省・経済産業省が連携し、一人でも多くの方が卒業までに就職が決定するよう、未内定者を対象とした「卒業前最後の集中支援」を実施することが決定されました(別紙2)。
このため、関係各省の連携等により未内定者の就職支援を強化し、
1 既卒者を雇用する事業主への奨励金(※)の未内定者への特例的適用(平成23年2月1日)
2 中小企業団体に対する奨励金の活用要請【経済産業省と連携】
3 奨励金を活用した求人開拓の徹底
4 大学等とジョブサポーターとの情報共有による個別支援の徹底【文部科学省と連携】
5 民間就職情報サイトを通じたジョブサポーター・新卒応援ハローワーク等の周知
6 中小・中堅企業を中心とした就職面接会の追加開催
に努め、卒業までに1人でも多くの方の就職が決定するよう全力を尽くしてまいります。
また、新卒者雇用・特命チームでは、総理から、就職活動を続けている未内定の学生の皆様に対する応援のメッセージがありました(別紙3)。就職活動でお困りの方は、一人で悩まず、是非「新卒応援ハローワーク」にお越しいただき、ジョブサポーターに相談いただきますようお願いします。
なお、文部科学省・経済産業省においても同内容の発表を行っております。
※ 「3年以内既卒者トライアル雇用奨励金」・「既卒者育成支援奨励金」(高校・大学等が対象)、「3年以内既卒者(新卒扱い)採用拡大奨励金」(大学等が対象)について、既卒者(既に卒業した方)を対象にしていましたが、平成22年度限りの措置として、2月1日より、卒業年次の未内定者(卒業前の方)も前倒しで対象とし、未内定者の採用機会を増やしています。(ご利用にあたっては事前にハローワークにご相談ください。)
厚生労働省 http://www.mhlw.go.jp//報道発表より転載