新書 『即戦力は3年もたない ―組織を強くする採用と人事』 を
12月10日に角川書店より発売
トライアンフ 代表取締役 樋口 弘和は、新書『即戦力は3年もたない ―組織を強くする採用と人事』を12月10日に角川書店より発売いたしました。
一見すると輝かしい経歴の転職志望者、その能力はホンモノか?
中途採用の「活用法」を知らず、いつまでも即戦力にすがっていては、変化の激しい2010年代を勝ち抜くことはできません。安易な「即戦力」依存と「なんとなく採用」をいち早く脱し、人事戦略の合理化を進めることがこれからの人事のカギとなります。
本書ではさまざまな企業の人事マネジメントに携わってきた著者が、「頑張っても成長できない時代の人事マネジメント」「厳しい競争を勝ち抜くための人材活用術」をご提案。また、平均年収が下がる一方の「賃金デフレ」時代を生き残る人材の新条件についてもご紹介します。人事担当者はもちろん、「これからの時代にどのように働いていくか」をお考えのビジネスパーソンにもお勧めの一冊です。
≪ 本書のテーマ ≫
- 「即戦力」依存の人材採用がおちいる3つの罠
- プレイング・マネージャーを続けても管理能力は育たない
- 人的資源を“見える化”する「人材ポートフォリオ」の描き方
- 賃金デフレ時代に年収400万円を超える人の共通点
- 社員の成長意欲は「1:8:1」の3類型で把握しよう
- 入社後の「成長力」を面接で見抜く究極の質問とは?
≪ 著者、樋口 弘和のコメント ≫
私は、「即戦力」という言葉の裏に、双方が採用段階で話し合うべき(考えるべき)重要な事柄が隠されている気がしてなりません。そう書くと、少しネガイティブに捉えられてしまうかもしれませんが、そのことに切り込んでみたくて、「業務経験」というものの価値を企業の立場でどう考えるか、をテーマに書き記しました。
本書で書いた内容は、現段階で私が感じていることであり、この変化の時代、内容そのものの賞味期限はどのくらいかは不明ですが、極力根幹の問題を考え、書きましたので、ぜひご一読いただければと思います。
≪ 著者紹介 ≫
樋口弘和(ひぐち・ひろかず)株式会社トライアンフ代表取締役
1958年、東京生まれ。1982年早稲田大学商学部卒業後、日本ヒューレット・パッカード株式会社に入社。以後20年近くにわたり、採用、教育、給与システムなどの人事部門に勤務し、コンピュータ事業部の人事部門を統括。米国本社でキャリア採用やダイバーシティ、ワークライフバランスといった最先端の人事を学ぶ機会に恵まれる。1998年に人事・採用のアウトソーシングとコンサルティングを手掛ける株式会社トライアンフを設立。自ら中小企業の経営者として採用、定着、育成に関して実践を重ねながら、その合間を縫って年間約80本の講演、取材、執筆活動に東奔西走の日々を送る。著書に『新入社員はなぜ「期待はずれ」なのか』(光文社新書)、『社長の人事でつぶれる会社、伸びる会社』(幻冬舎)など。自らのブログやメルマガ「トライアンフの種」でも、その実践体験から得られる経営視点で捉える人事の有益情報を発信している。
▼ブログ▼
http://higuchi.triumph98.net
≪ 書籍概要 ≫
- 書籍名: 即戦力は3年もたない ―組織を強くする採用と人事
- 著者 : 樋口 弘和(株式会社トライアンフ 代表取締役)
- 出版社: 角川書店
- 定価 : 760円(税込)
- ISBNコード: 978-4047102651
- 発売日: 2010年12月10日
【 目次 】
1章: 「即戦力」幻想が会社を潰す!
2章: 人材の“見える化”が人事を成長戦略にする
3章: 「伸びる即戦力」はこうして見抜く
4章: 組織を強くする「ワーク・ライフ・バランス」
5章: 人材市場の2010年代を勝ち抜けるか
トライアンフ http://www.triumph98.com /同社プレスリリースより抜粋・12月13日