インテリジェンス、転職サービス「DODA(デューダ)」
今年の仕事観 1位は2年連続『楽』 「仕事を楽しみたい」願望高まる
〜ビジネスパーソン1,000人の意識調査〜
インテリジェンス(東京都千代田区、高橋広敏・代表取締役 社長執行役員)が運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、22歳〜39歳までのビジネスパーソン1,000人を対象に、「今年の仕事観を表す漢字」についてアンケート調査を行いました。
※ 図表、詳細数値はこちらをご参照ください。
※ 詳細は「DODA」サービスサイトにて公開しています。
【 調査結果 】
■ 2010年の仕事観 総合1位は「楽」 「仕事を楽しみたい」願望高まる
「2010年の仕事観を表す漢字」の総合1位は、昨年と同じ「楽」が選ばれました。ただし、投票理由は大きく変化し、昨年5割以上を占めた「今の仕事が楽しい」という回答が2割程度に減少したのに対し、今年は「仕事を楽しみたい」という願望を表す回答が5割以上に増加する結果となりました。2位から5位までのラインナップも昨年と変わらず、「忍」「苦」「耐」「生」と厳しさを感じさせる漢字が並びました。2010年は、景気低迷が続き耐え忍ぶ状況の中でも、「仕事を楽しみたい」という前向きな想いをもって仕事と向き合った1年だったようです。
【 総合ランキング 】
1位 楽
2位 忍
3位 苦
4位 耐
5位 生
■ モノづくりエンジニアは「楽」、営業は「忍」
職種別に見ると、モノづくりエンジニアと販売サービス職では、昨年の「耐」「忍」に代わり、「楽」が1位となりました。投票理由には、全体傾向と同様「仕事を楽しみたい」という前向きな意見が多く見られました。
その背景には、エコカー補助金、エコポイント制度等の政策効果により、自動車や家電製品の生産・消費活動が活発になるなど、明るい兆しが見え始めたことで、昨年の「不況に耐え忍ぶ」ばかりの状況から、「仕事を楽しむ」ことに意識が向けられるようになったためと考えられます。
一方、営業職、企画事務職の1位は、昨年の「楽」から一転、「忍」「耐」が選ばれ、投票理由にも、「とにかく今は耐え忍ぶ時期」といった不況の影響を感じさせる意見が多く見られました。直接的に売り上げを担う営業職や、コスト削減圧力の中での会社運営が求められる企画事務職は、昨年より厳しい環境に置かれていることがうかがえます。また、案件受注の減少が続くITエンジニアは、2年連続で「忍」が1位に選ばれています。
■ 1年以内に転職をした人は「楽」が1位 「新」「充」「安」も上位に
1年以内の転職状況別に見てみると、転職をした人は「楽」が1位となり、投票理由には「転職して仕事を楽しんでいるから」といったコメントが見られました。一方、転職をしていない人は「忍」が1位で、「今は耐え忍ぶ時期なので」という意見が多く見られます。
また、転職した人の上位にランクインしている、「新」「充」「安」の投票理由からは、転職によって「新しい仕事との出会い」「充実した仕事」「安定した生活」などを実現できた人が多いこともわかりました。転職市場は依然、楽観視できない状況ではあるものの、思いきって転身を試み、満足のいく仕事や職場環境を手にした人も多いようです。
【 調査概要 】
■ 対象:
関東、関西、東海エリア在住、22〜39歳の正社員にて就業中の男女
■ 有効回答数:
1,000人
■ 調査期間:
2010年9月16日〜18日
■ 調査方法:
インターネットリサーチ
≪「DODA」について≫
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インテリジェンス http://www.inte.co.jp/ /同社プレスリリースより抜粋・11月30日