ソフトバンク・ヒューマンキャピタル
「2009年度・新社会人の意識調査」を実施
ソフトバンク・ヒューマンキャピタル(東京都中央区、木崎秀夫・代表取締役社長兼CEO)が運営する、「インターネット」に強い転職サイト『イーキャリアプラス』は2009年1月5日から1月8日の4日間、この春就職する21歳から25歳の男女それぞれ200名に調査を実施いたしました。
【 アンケート総括 】
◆ 志望通りの就職ができた学生 8割
今年の春に就職する21歳から25歳の男女400名に対し、内定の数を聞いたところ「5つ以上」内定をもらったと回答したのは全体の7.5%で、「4つ」4.0%、「3つ」11.5%、「2つ」22.3%、「1つ」54.8%となりました。
次に同回答者に対し、志望通りの企業に就職できたかを聞いたところ、全体の約8割が『志望通りの就職ができた』(「志望通りの就職ができた」42.0%、「やや志望通りの就職ができた」38.5%)という結果となり、5人に4人が志望通りの就職ができたという実態が明らかとなりました。
さらに就職活動を終えた感想を聞いたところ、『楽だった』(「楽だった」12.0%、「やや楽 だった」18.3%の計)と回答したのは30.3%で、『楽ではなかった』(「やや楽ではなかった」23.5%、「楽ではなかった」28.5%)と回答したのは、52.0%となり『楽ではなかった』が『楽だった』を21.7ポイント上回り、志望通りの就職先に就職できた人は多いものの、志望した企業の内定を受けるのには苦労した様子がうかがえる結果となりました。
◆ 入社するにあたって不安なこと「先輩や上司とのコミュニケーション」
今年の春に就職する21歳から25歳の男女400名に対し、入社するにあたって不安なことを単一回答形式で尋ねたところ、男女ともにトップになったのは「先輩・上司とのコミュニケーション」で、男性:40.0%、女性:44.0%という結果になりました。2位の項目については男女ともに「リストラ」で、男性:16.0%、女性:11.5%という結果となり、昨今の経済状況や昨年から話題となっている「内定取り消し」に対する不安が多少なりとも影響したのではないかと推察できる結果となっています。男性の3位は「生活費」8.0%、女性の3位は同率で「起床時間」「同期とのコミュニ ケーション」8.0%という結果となりました。
◆ 社会人に必要な資質は「責任感」、自分に足りない要素は「行動力」
今年の春に就職する21歳から25歳の男女400名に対し、「社会人に必要な要素」「自分の強み」「自分の弱み」をそれぞれ限定回答形式(3つまで)で聞いたところ、「社会人に必要な要素」で1位になったのは「責任感」63.3%と圧倒的に多く、2位「行動力」10.0%、3位「向上心」6.3%という結果となりました。
次に「自分の強み」では1位「責任感」29.0%、2位「協調性」17.3%、3位「向上心」13.0%となり、「自分の弱み」では1位「行動力」22.0%、2位「根性やガッツ」10.8%、3位「コミュニケーション能力」10.0%となり、今年の新社会人は、「責任感」や「協調性」などにはそれなりに自信を持っているものの、「行動力」や「根性やガッツ」などに象徴される「バイタリティー」や「精神的な強さ」、相手に的確にものごとを伝えたり、理解したりする「コミュニケーションのスキル」に少々弱点があるようです。
◆ 就職した会社で定年まで働きたい学生 男性76.0%、女性56.5%
今年の春に就職する21歳から25歳の男女400名に対し、「この春就職する会社で定年まで働きたいかどうか」を尋ねたところ、男性では76.0%が『定年まで働きたいと思う』(「定年まで働きたいと思う」44.0%、「どちらかといえば定年まで働きたいと思う」32.0%の計)と回答し、女性では56.5%の回答者が『定年まで働きたいと思う』(「定年まで働きたいと思う」21.5%、「どちらかといえば定年まで働きたいと思う」35.0%の計)と回答し、男性の4人に3人が「この春就職した会社で定年まで働きたい」と考えていることが明らかとなり、不況の影響を受け、「安定志向」が際立つ結果となっています。
【 2009年度 新社会人の意識調査 調査概要 】
■ 調査方法 :インターネットアンケート
■ 実施期間 :2009年1月5日(月)から1月8日(木)
■ 対象地域 :全国
■ 対象者 :この春就職する21歳から25歳の男女各200名
(※ イーキャリアプラス調べ)
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ソフトバンク・ヒューマンキャピタル http://www.softbankhc.co.jp//同社プレスリリースより抜粋・1月20日