「転職活動における企業理解」に関する調査
8割以上の20代が、「カジュアル面談」の活用を希望
株式会社学情(本社:東京都中央区)は、20代の仕事観や働く意識をひも解くために、アンケート調査を実施しました。今回は、「転職活動における企業理解」に関して調査。カジュアル面談について、機会があれば「参加したい」と回答した20代が8割を超えました。応募後に情報を得られると志望度が上がるものは、社会人経験3年以上の「ヤングキャリア」、社会人経験3年未満の「第二新卒」ともに、「実際の残業時間・休日のとりやすさ」が最多。次いで、「未経験でもやっていけるか(研修や資格サポートについて)」、「会社や部署の雰囲気」が続きました。また、応募後に知りたい情報を得るために活用したいものは、ヤングキャリア・第二新卒・既卒問わず「カジュアルな面談・座談会」が最多となりました。
【TOPICS】
(1)「カジュアル面談の機会があれば参加したい」と回答した20代が8割超
(2)知りたい情報を得るために活用したいものは、ヤングキャリア・第二新卒・既卒問わず「カジュアルな面談」が最多
(3)応募後に得られると志望度が上がる情報は、ヤングキャリア・第二新卒ともに「実際の残業時間・休日のとりやすさ」
【調査の背景】
終身雇用が当たり前ではなくなりつつある今、働き手による主体的なキャリア形成への関心が高まっています。転職を通じてキャリアを形成したいとする求職者も増加する中、ミスマッチを防ぐために、自身のキャリアの方向性と企業・求人が合致しているかリアルな情報を得たいというニーズも拡大しています。転職活動において20代は、企業理解を深めるためにどのような情報を得たいと考えているのかアンケートを実施しました。
(1)「カジュアル面談の機会があれば参加したい」と回答した20代が8割超
カジュアル面談について、機会があれば「参加してみたいと思う」と回答した20代が51.7%に上りました。「どちらかというと参加してみたいと思う」31.7%を合わせると、8割超の20代がカジュアル面談の参加を希望していることが分かります。
(2)知りたい情報を得るために活用したいものは、ヤングキャリア・第二新卒・既卒問わず「カジュアルな面談」が最多
応募後に知りたい情報を得るために活用したいものについては、「カジュアルな面談・座談会」が最多となりました。社会人経験3年以上の「ヤングキャリア」は、「職場見学」53.2%、「会社説明会・TOPセミナー」35.7%が続きます。社会人経験3年未満の「第二新卒」は、「会社説明会・TOPセミナー」56.4%、「職場見学」45.7%が続きました。卒業後3年以内の「既卒」は、「会社説明会・TOPセミナー」52.5%、「職場見学」50.0%の順で回答を集めました。
(3)応募後に得られると志望度が上がる情報は、ヤングキャリア・第二新卒ともに「実際の残業時間・休日のとりやすさ」
応募後に情報を得られると志望度が上がるものは、社会人経験3年以上の「ヤングキャリア」、社会人経験3年未満の「第二新卒」ともに、「実際の残業時間・休日のとりやすさ」が最多となりました。次いで「未経験でもやっていけるか(研修や資格サポートについて)」、「会社や部署の雰囲気」が続いており、職歴がある20代は大変な面も含めてリアルな情報を得たいという意向がうかがえます。卒業後3年以内の「既卒」は、「未経験でもやっていけるか(研修や資格サポートについて)」の回答が最多。次いで、「実際の残業時間・休日のとりやすさ」、「仕事をするうえでのやりがい・楽しいところ」の順に続きました。
■調査概要
・調査期間:2024年8月1日~2024年8月16日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象: 20代就職・転職希望者(20代専門転職サイト「Re就活」/Webメディア「20代の働き方研究所」のサイト来訪者)
・有効回答数:315件
・調査方法:Web上でのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%にならない場合があります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 /9月26日発表・同社プレスリリースより転載)