<マイコミ就活レポート>「就職活動アンケート 5月の動き」調査結果を発表
就職情報サイト「マイナビ2009」を運営する毎日コミュニケーションズ(東京都千代田区、中川信行・社長)は、2009年卒業予定の学生を対象としたアンケートの第8回目となる「学生の就職活動アンケート 5月の動き」の調査結果を発表しましたので、以下概要をご報告します。 【 調査結果の概要 】 ■ 内々定保有率が上昇 昨年(08卒)74.3%から今年(09卒)76.7%へ 内々定保有率が76.7%と、昨年の74.3%より2.4ポイント上昇しました。カテゴリー別でみると、理系男子の内々定保有率が最も高い84.3%(08卒77.8%)となり、次いで理系女子が77.1%(08卒71.5%)と保有率を伸ばしています。文系学生は男子74.7%、女子71.3%となり、企業の理系学生人気がうかがえる結果となりました。 ■ 内々定保有社数の減少 内々定保有率は上昇しましたが、内々定保有社数は2.09社となり、昨年の2.24社を下回る結果となりました。05卒から毎年上昇していた同月の内々定保有社数(05卒1.89社、06卒1.93社、07卒1.99社)の減少要因としては、多くの学生が内々定を保有し平均値が均された点や、1〜2社の内々定獲得後に就職活動を終了する学生が増加したことなどが考えられます。 ■ 就職活動第2ラウンドが始まる 「内々定先に満足したので終了する(終了していた)」と答えた学生が78.9%となり、先月の62.8%から16.1%増加しました。その反面、5月後半では、「企業からエントリーシートを取り寄せた」(08卒7.3%→09卒8.7%)、「企業にエントリーシートを提出した」(08卒10.6%→09卒12.1%)、「個別の企業セミナーに予約した」(08卒17.1%→09卒17.5%)、「個別の企業セミナーに参加した」(08卒16.5%→09卒17.0%)、「合同企業説明会に参加した」(08卒3.4%→09卒4.5%)の割合が昨年より上昇しています。最終面接や内々定出しが一段落してくるこの時期に、受験行動につながる項目が増加していることから、思うような活動結果を得られなかった学生が、新たな受験企業を発見しようと、行動を起こしたことが考えられます。 【 「学生の就職活動アンケート 5月の動き」調査概要 】 ※1989年からモニターアンケートを実施 ■ 調査内容/就職活動状況の定点調査 ■ 調査方法/Web上のアンケートフォームより入力 ■ 調査期間/2008年5月28月〜2008年6月1日 ■ 調査対象/ 2009年卒業予定の全国大学4年生及び院2年生モニター3,730名 有効回答率34.2% ■ 回答数/1,277名(文系男子265名、理系男子306名、文系女子366名、理系女子340名) ※ 調査結果の詳細は採用サポネットで公開しています (毎日コミュニケーションズ http://www.mycom.co.jp /同社プレスリリースより抜粋・6月12日) |