5月1日時点の就職活動調査〈速報〉
株式会社キャリタス(本社:東京都文京区、代表取締役社長:新留正朗)は、2025年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に、5月1日時点での就職活動状況について調査しました。
(調査期間:2024年5月1日~7日、回答数: 1,185人)
1.5 月 1 日時点の内定(※)状況
○内定率は 76.9%。前年同期実績(70.2%)を 6.7 ポイント上回る
○就職活動終了者は全体の 42.2%。継続者は「内定あり」「内定なし」を合わせて 57.8%
5 月 1 日の調査時点で内定を得ている学生は全体の 76.9%。4 月調査(62.8%)からの 1 カ月間に14 ポイント余り上昇し、7 割台後半に達した。前年同期調査(70.2%)を 6.7 ポイント上回り、引き続き早いペースで進行していることがわかる。ただ、3 月以降、前年同月との差は徐々に縮まってきている(10.8 ポイント差→9.9 ポイント差→6.7 ポイント差)。
調査時点で就職先を決定して活動を終了した者の割合はモニター全体の 35.5%。活動を終了したものの、複数内定保留など未決定である者は 6.7%。活動継続者は「内定あり」(34.7%)、「内定なし」(23.1%)を合わせて 57.8%。
2.エントリー状況、選考試験受験状況
○一人あたりのエントリー社数の平均は 23.9 社。前年同期調査(23.2 社)をやや上回る
○ES 提出社数、筆記試験は減少傾向。面接社数は微増(平均 7.4 社→7.6 社)
一人あたりのエントリー社数の平均は 23.9 社。この 1 カ月での増え幅は 1.3 社で、月を追うごとに新規エントリーのペースは鈍化しているが、前年同期をやや上回る水準を維持している。一方、ES 提出社数や筆記試験の受験社数は減少傾向が認められる。早くから内定を得る学生が多かったことで、本選考応募社数の減少につながったと見られる。面接に関しては微増した(7.4 社→7.6 社)。
3.未内定学生の見通し
○「内定獲得の見通しが立っている」17.5%。未内定者の大半はこれから
調査時点で内定を得ていない学生に、内定獲得の見通しを尋ねた。「近々内定をもらえる見通しが立っている」は 17.5%で、よい感触を得ている学生の割合が前年(12.9%)よりも増えた。ただ、最も多いのは「選考中の企業はあるが、内定が出るかわからない」(54.7%)。ここに「選考中の企業はなく、まったく見通しが立っていない」(13.5%)を足し合わせると 68.2%になり、未内定者の約 7 割はまだまだこれからといった状況だ。
【調 査 概 要】
調 査 対 象 : 2025 年 3 月に卒業予定の大学 4 年生(理系は大学院修士課程 2 年生含む)
回 答 者 数 : 1,185 人(文系男子 314 人、文系女子 412 人、理系男子 294 人、理系女子 165 人)
調 査 方 法 : インターネット調査法
調 査 期 間 : 2024 年 5 月 1 日〜7 日
サンプリング : キャリタス就活 学生モニター2025
調 査 実 施 : 株式会社キャリタス/キャリタスリサーチ
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社キャリタス / 5月8日発表・同社プレスリリースより転載)