「内々定の獲得状況」に関する調査
25卒学生の2月末時点の内々定率は<38.1%>。文理別では、理系が<49.1%>と5割に迫る。最終面接の時期は12月が最多の<25.6%>と、昨年よりも前倒しの傾向。
「あさがくナビ2025(ダイレクトリクルーティングサイト会員数No.1)」にて、「内々定の獲得状況」をテーマにアンケートを実施しました。
株式会社学情(本社:東京都千代田区)は、2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に、就職活動に関するインターネットアンケートを実施。今回は、「内々定の獲得状況」をテーマに調査しました。2024年2月末時点の内々定獲得率は、「38.1%」。前月調査から8.9ポイント増となりました。文理別では理系が「49.1%」とすでに5割に迫っており、文系(32.8%)を大きくリードしています。最終面接の時期は、12月が最も多く25.6%、次いで2月の24.0%と、最終面接の実施は昨年よりも前倒し傾向で進んでいます。一方、“就職活動をしている”学生は「86.6%」で、“内定(内々定)を獲得し、就活を終了”は「7.6%」にとどまりました。
※2020年~2023年 東京商工リサーチ調査 ダイレクトリクルーティングサイト会員数 第1位
【TOPICS】
(1)2月末時点の内々定率は「38.1%」。前月調査から8.9ポイント増
(2)理系の内々定率は「49.1%」と5割に迫る結果となり、文系を大きくリード
(3)最終面接の時期は、12月が「25.6%」で最多に。内々定獲得率は高まっているものの、「86.6%」の学生が就職活動を継続中
【調査詳細】
(1)2月末時点の内々定率は「38.1%」。前月調査から8.9ポイント増
2025年卒学生の3月度の内々定率(2月末段階)は「38.1%」。1月末時点から1ヵ月で8.9ポイント増となりました。
(2)理系の内々定率は「49.1%」と5割に迫る結果となり、文系を大きくリード
文理別では、理系の内々定率が5割に迫る結果になりました。前月から18.1ポイント上回る高い内々定率となっています。前年同時期調査と比較しても8.0ポイント増と、理系の内々定出しが早まっていることがわかります。文理別でみると、理系「49.1%」、文系「32.8%」でその差は16.3ポイントに。理系が文系を大きくリードする結果となりました。
(3)最終面接の時期は、12月が「25.6%」で最多に。内々定獲得率は高まっているものの、「86.6%」の学生が就職活動を継続中
内々定を得た会社の最終面接実施時期は、12月が最も多く「25.6%」、次いで2月の「24.0%」となりました。昨年同時期調査では、1月が最も多く「32.2%」次いで2月が「22.1%」と年明け以降に集中していましたが、年内に最終面接を前倒す企業が増加しているようです。一方、“就職活動をしている”学生は「86.6%」で、“内定(内々定)を獲得し、就活を終了”は「7.6%」にとどまりました。文理別でみても、就職活動率は理系が「85.7%」、文系が「87.1%」といずれも高い数値となっており、早期から内々定を獲得しながらも就職活動を継続している学生が多いことがわかります。
■調査概要
・調査期間:2024年2月21日~ 2024年2月25日
・調査機関:株式会社学情
・調査対象:2025年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生
・有効回答数:397件
・調査方法:インターネットでのアンケート調査
※各項目の数値は小数点第二位を四捨五入し小数点第一位までを表記しているため、択一式回答の合計が100.0%とならない場合あります。
◆本リリースの詳細は、こちらをご覧ください。
(株式会社学情 / 3月1日発表・同社プレスリリースより転載)